2010年5月8日土曜日

EU各国大使館のOpen House Day


今日は朝から先週に引き続き大使館巡りをしてきた。今回はEU加盟国のみ対象となっている。

前回はデュポン・サークルの方を歩いたので、今回は違った方面から攻めようと、とりあえずVan Ness駅に行き、そこから歩いていけるオーストリア大使館に行った。入口の警備のお姉さんにいきなり、綺麗と言われてちょっとびっくり。こちらに来て見られることはあっても何か言われたのは数少ないのであった。

中ではお菓子やコーヒー、パンやソーセージが振る舞われていた。また演奏も行われていてとても素敵だった。

その後無料のシャトルバスで、チェコ、ハンガリー、ポーランド、リトアニアと周遊。これらの大使館は他の大使館が大使館通りに集中しているのに対し、かなり外れたところにある。その分スペースが確保できるようで、チェコの大使館は素晴らしかった。公邸も見学でき、大きなグラスに入ったビールも振る舞われた。流石に大きすぎて私はジュースなのかシャンパンなのか良くわからない少量の飲み物にした。

ハンガリーでもいろいろ振る舞われていたが、肉類だったのでスキップした。リトアニアは結構人が並んでいたのでここもスキップ。ポーランド大使館では少なめのビールとペリメニをいただき、かなり満足。

その後デュポンサークルに戻り、イタリア大使館を目指すはずが、デンマーク大使館に。あまりの行列に挫折し、徒歩でイギリス大使館に向かうもこちらも凄い列。イギリス国旗のバッグには惹かれるが諦めてフィンランド大使館に。こちらも長蛇の列だが、バッグが黒で使えそうなので目をつけていたため、頑張って並ぶことにした。

20~30分並んで中に入ると地下でまた列ができている。3か所で食べ物が配られて順々に回る仕組みなようだ。中央ではスピーチが行われた後、歌と楽器の演奏をしていた。

こちらの食べ物は素晴らしく、ホウレンソウのパンケーキ(小さいながらもイチゴジャムが添えられていて美味しい)、サーモンのシチュー(普通の飲み物を入れるプラスチックコップに入れられているが、具が多くて飲みづらいながらも美味しい!)、パン(チーズやシーチキンを添えて食べる)、ジュースにシリアルと今までで一番美味しくいろいろなものが振る舞われていた。これなら並んでも仕方ない。

帰りにバッグと資料をもらおうとしたら、入ってきた時はあったのに、既になくなってしまったとのこと。ちょっと残念だったが、食べ物がおいしかったので良しとした。

その次はベルギー大使館。ここも凄い列。レース編みの実演をやっていていろいろ説明していた。また、Lotusクッキーとマンゴージュース、それにチョコレートが配られた。ビールも人気だったが、今回はやめておいた。その他ボールペンとネックストラップももらい結構満足。

最後に駅に向かうためのシャトルバスを待ったが、これが悲惨。デュポンサークルに戻る方にはなく、Van Ness経由で一周するしかない。私はVan Nessでちょうど良いが、他の人には不満だろう。また、人が降りなければシャトルバスに乗れず、何人降りるか皆で緊張しながら数えていた。初めは2人とかしか降りず、どんどんタクシーに乗ったり、とりあえず歩くことにしたのか人がいなくなったりしていった。

そうこうして40~50分待っただろうか、結構バスから人が降りてくるようになり、ようやく乗ることができた。せっかく待ったので、直接駅に行かず、オーストリア大使館の前にあったスロバキア大使館にも寄ることにした。

ここではワインが配られていた。ちょうど待っている時にグラスとワインがなくなったので、もう終わりの時間だし終わりなのかと皆落胆していたが、後ろからちゃんと持ってきてくれた。でもあと数本しか残っていなかったが。まあ残りの時間を考えればちょうど良い位だろう。スロバキア大使館は予測力は確かなようだ。

赤ワインをバルコニーに座って堪能し、時間も終了の4時まであと20分。これではもうこれ以上は回れないということで、本日は終了とした。

最後のシャトルバスだけがイマイチだったが、午前中は特に問題なかったし、全般として素晴らしいイベントだと思う。

でも、殆どの大使館でセキュリティーチェックがあってもそれほど大したことがないのに比べ、日本大使館には2重の扉を抜けていかなければならず、この差は一体何なんだろうと思った。

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