ヒューストンに無料で素敵な美術館があるというので、出かけてきた。一応地図では美術館のある地区に含まれていたが、他の美術館群とは道路の反対側にあり、距離も若干離れている。ここだけ住宅街の中にある美術館なのだ。
平屋で(といっても天井が高い!)横長の真っ白でモダンな建物。テキサス州にあるにもかかわらず、それほど広くはないが、そこにあるコレクションは実に私好み。30分かけてホテルから歩いて行ったのだが、その甲斐はあったという感じだった(テキサスは蒸し暑く、そもそも道を歩いている人は皆無に近いので、車で行くことをお勧めします)。
人も少なくすぐ横にある公園では日陰に(!)シートを引いてピクニックをしている人もいた。こちらではさすがの日差しに負けているのかとびっくり。DCでは日陰に入っている人をまず見たことがないのであった。
建物の中にはミュージーアム・ショップもカフェもないが、向かい側に小さな書店兼カフェがあった。また、すぐ近くには、モダンな教会(ロスコ・チャペル)とビザンチン様式の教会(ビザンティン・フレスコ・チャペル美術館)もあり、こちらも無料で見学可能。ロスコ・チャペルでは中でヨガをしている人がいてちょっとびっくり。
全体的にとてものどかな場所で、日曜なのに人も少ない。美術館の人で一人おじさんがいて、抽象画を指して、何が見えるか?など質問してきたのにはちょっと困ったが、基本的にはとてもお勧めな場所である。ぜひのんびり過ごしていただきたい。
ちなみに、セントトーマス大学という大学がすぐ近くにあり、今日は子供向けのイベントがあったようでそのあたりは子連れで少し賑わっていた。元気がなかったのでちらっと見ただけだったが、ここでボーっとしたりしてもよさそうだった。
メニル・コレクション
http://www.menil.org/
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