2010年5月31日月曜日

National Memorial Day―パレードと日傘


5月の最後の月曜日はNational Memorial Dayということで学校も会社もお休み。自分には関係ないが3連休ということで、週末に記念イベント等も多く開催されていたらしい。昨日は国会議事堂前でコンサートがあり、出張の疲労が溜まっていて出かけられなかったので、本日2時からのパレードを見に出かけた。

モール近くのConstitution Avenueをずっと練り歩くので人は沢山いても場所がとれないということもない。しかも、こちらの人ですら皆日陰の場所を陣取っている。やはり暑さを感じはしているようだ。

私は日本から持ってきてもらった日傘をさしていたが、何人かの女性は普通の傘をさしている。日傘をさしても目立たないのでありがたいといえばありがたいが、普通の雨傘では紫外線をそれほど防いでくれるのだろうか?
まあ差さないよりましだし、直射日光を避ければ体力の消耗も防げるので良いと言えば良いのだが。
誰か日傘を販売すれば、結構こちらでも売れるのではないだろうか?

パレード自体は軍服を着た人や昔の格好をした人、学生のブラスバンド等ともかく沢山行進してくる。一番目に着いたのはチアガールの子が痩せていたり太っていたりまちまちなことだった。普通綺麗な子がやるものだと思っていたらどうやら違うようだ。さすがアメリカ。見た目による差別はしてはいけないということか???

初めは物珍しくて写真をバシバシとっていたが、ともかく団体の数が多い。日陰に入っていたものの、足も疲れてきたので場所を移動し、パレードと逆方向に進んでみた。どうやら航空博物館あたりがスタート地点なようで、皆待ちくたびれていた。学生時代マーチングバンドをやっていた時のことを思い出してしまったが、この炎天下、かなりきついに違いない。ときどき近くで写真を撮っている人もいたので緊張感はあったのであろうが。ついお疲れ様といいたくなってしまった私であった。

2010年5月30日日曜日

アメリカの定期購読事情

アメリカに来て早2ヶ月。3週間の研修+出張もあったため何もできていないが、昨日ようやく帰ってきたので何かせねばということで、出張中に皆が新聞購読をしているという話をきいた影響もあり、ちょっと定期購読について調べてみた。

アパートに入居したときにWashington Postの申し込み先の紙をもらっていて、再度チェックしてみると26週の購読で1週間1.11ドル(82%OFF)になるとのこと。この安さは何???申し込み先は電話番号しかでていなかったのでネットで申し込めるか調べてみると、今度は1.35ドル(79%OFF)となっていた。微妙に値段が違っているが、まあ誤差の範囲ともいえる。何せ元値が安すぎ。

でも、新聞を読み切る自信はなく、しかも毎日届くので、環境について研究してきた身としては、読まずに大量の紙を捨てるのも忍びない。ということで、今度は週刊誌をチェックすることにした。やはり週刊誌といえばTIME!で、早速ネットでチェックしてみると、初めの6冊は1.99ドルと書いてある。1冊につきではもちろんない。6冊でこの値段なのだ。解約しなければ自動継続になるそうだが、それでも28冊で19.95ドル。つまり1冊約71セントである。日本だといくらかチェックしてみると、定期購読しても300円以上した。

捨てる量も少なくなり、読めなくてもそれほど心も痛まずに済みそうなので、とりあえずこちらに決めた。まあ、無理なら6冊でやめれば良い訳だし。

出張中通訳さんが新聞や雑誌を何冊も定期購読している訳がようやく分かったのであった。

ちなみに、毎日の記事は、いろいろな記事がまとまっていてそれを見れば今アメリカで何が起こっているのかわかるし、独自の面白い記事もあるよと教えてもらった以下のサイトをできるだけチェックするのと、駅で配布している無料の新聞で対応するようにするつもりである。

HUFFINGTON POST
http://www.huffingtonpost.com/

2010年5月29日土曜日

オーランドのダウンタウン


最後の出張先はなんとオーランド。聞くだけならとても楽しい場所なのだが、今回は仕事。しかも滞在期間は4日で1日目は夜に到着。4日目はホテルを12:30に出発すればよいのだが、何せ場所がダウンタウン。近くには何もない。ダウンタウン・ディズニーというものがあると知って近く?と思ったら全く違った。ホテルの人に近くにお店がないかと聞いても、バーやレストラン位と言われてしまった。

仕事だから仕方ない。
が、時間があるからと宇宙センターの前まで連れて行かれたり、ユニバーサルスタジオのレストランのあるところでお昼を食べたりと、観光気分にさせておきながら結局お預けを食わされていると、かなり悲しい気分になるのである。


とりあえずできることをしようということで、ホテル近くのレイク・イオラを散歩することにする。かなり広い湖で、6時過ぎだったので暑さも和らぎ、犬の散歩やジョギングで沢山の人がいる。白鳥やらリスやら沢山野生の動物もいて、長閑な気分になれた。


最終日の午前中は、直ぐ近くにあるオレンジ・カウンティ地域歴史センターに行ってみた。10時開館で10時過ぎには到着したのだが、ともかくお客さんがいない。いろいろなアトラクションが目白押しのこの地で9ドルも入場料をとって、お客が来る訳もない。


とはいえ、ここの場所を知るための情報は沢山あり、私は英語を読むのに時間がかかるのとそもそもよくわからないこともあり飛ばしてしまったが、じっくり読めばいろいろ勉強にはなりそうだった(ちなみに、私が一番気になったのがKKKの服であった・・・)。

ワシントンDCから飛行機で2時間。誰か一緒に来る人がいれば再度来てみたい地であった。

2010年5月26日水曜日

ケイジャン料理


ヒューストンではヴェトナム料理やメキシコ料理も食べられるが、やはりここはケイジャン料理にチャレンジということで、ザリガニ目指して出かけて行った。

食べたいと主張したアメリカ人は、行く道すがら実は食べたことがないと白状し、我々はかなりドキドキものであった。

とりあえずバケツにザリガニが入ったものを皆食べていたのでそれを試すことに。またカレーのようなものもあったのでそれも頼んでみた。

はっきり言ってどう食べればよいのか私はわからなかったが、別の日本人はアメリカ人に食べ方を解説している。別にザリガニの食べ方を知っている訳ではないが、シャコと変わらないだろうとのこと。気付いてみると我々日本人はあっという間に凄い量を食しているのに対し、アメリカ人は食べるのに苦労していて殆ど食べれていない。

物によって泥臭いものもあったが、シーズニングが聞いていておおむね美味しかった。まあ私にとってはエビと大差なし。

で、次にcatfishのフィレを注文。なんだっけなー、この単語の意味と思っていたら、アメリカ人がナマズと教えてくれた。イメージするとちょっと微妙かもしれないが、白身の美味しいお魚であった。

両方とも抵抗なく食べる私を仲間の男性はびっくりして見ていたが、多分他の女性でも全然平気だと思うので是非チャレンジあれ。

2010年5月25日火曜日

アメリカの自転車事情

ワシントンDCでは時間帯は制限されるものの、自転車を地下鉄内に持ち込むことができる。また、バスの前だか後ろだかに自転車を載せられる場所がある。

こちらテキサスでも一応「歩ける町を作ろう計画(?)」や「自転車普及計画(?)」みたいなものが一応あるらしい。確かに歩いている人はダウンタウン以外では見かけないが、自転車専用レーンや自転車に乗っている人は2~3人見かけた。

しかし、自慢げに自転車普及計画をテキサスの人に話されたので、「どんなことやっているの?どれくらいいるの?」と質問してみたところ、どうやら大して普及していないらしく、「バスの前に自転車置けるんだよ」位のお答えしかなかった。

その場では、たいしたことないじゃないと思った私だが、他の人に、日本よりは進んではいるけれどねといわれ、確かに日本では公共交通機関に持ち込む人は見ないことに気づいた。というか持ち込めないのかもしれない。

実はアメリカに負けているのかも?とつい思ったが、自転車人口は圧倒的に日本の方が多い。しかもこちらで自転車に乗っている人はヘルメットを被っているし、ままチャリではなくマウンテンバイクやシティバイクなど本格的なものであり、交通の一手段ではなく、明らかにスポーツといった感じなのだ。

ぜひままチャリを普及させ、自動車ではなく自転車で買い物に行くように生活を変えていただきたいものである。

というのも、代替エネルギーとして必要なのは、電力ではなくガソリンに代わるエネルギーだそうだからだ(byライス大学教授)。

怖くて彼女には、自転車さえ普及させればいいのさ!とはいえなかったが、土地が広いとはいえ、せめて都市部だけでも普及させたら?と何かの機会に発言してみたいものである。

2010年5月23日日曜日

メニル・コレクション


ヒューストンに無料で素敵な美術館があるというので、出かけてきた。一応地図では美術館のある地区に含まれていたが、他の美術館群とは道路の反対側にあり、距離も若干離れている。ここだけ住宅街の中にある美術館なのだ。

平屋で(といっても天井が高い!)横長の真っ白でモダンな建物。テキサス州にあるにもかかわらず、それほど広くはないが、そこにあるコレクションは実に私好み。30分かけてホテルから歩いて行ったのだが、その甲斐はあったという感じだった(テキサスは蒸し暑く、そもそも道を歩いている人は皆無に近いので、車で行くことをお勧めします)。

人も少なくすぐ横にある公園では日陰に(!)シートを引いてピクニックをしている人もいた。こちらではさすがの日差しに負けているのかとびっくり。DCでは日陰に入っている人をまず見たことがないのであった。


建物の中にはミュージーアム・ショップもカフェもないが、向かい側に小さな書店兼カフェがあった。また、すぐ近くには、モダンな教会(ロスコ・チャペル)とビザンチン様式の教会(ビザンティン・フレスコ・チャペル美術館)もあり、こちらも無料で見学可能。ロスコ・チャペルでは中でヨガをしている人がいてちょっとびっくり。

全体的にとてものどかな場所で、日曜なのに人も少ない。美術館の人で一人おじさんがいて、抽象画を指して、何が見えるか?など質問してきたのにはちょっと困ったが、基本的にはとてもお勧めな場所である。ぜひのんびり過ごしていただきたい。

ちなみに、セントトーマス大学という大学がすぐ近くにあり、今日は子供向けのイベントがあったようでそのあたりは子連れで少し賑わっていた。元気がなかったのでちらっと見ただけだったが、ここでボーっとしたりしてもよさそうだった。

メニル・コレクション
http://www.menil.org/

テキサスは別の国

現在テキサスのヒューストンに来ている。ヒューストンで有名なのはNASAジョンストンセンターと石油。そしてニューヨーカーも驚いていたテキサスサイズ!つまり何でもかんでも大きいのだ。また、テキサスの人の考え方は独特らしく、テキサス州は別の国と言われたりもしているらしい。

ここに来てみて、車社会というのは本当なんだなーと感じた。地図で見ると道路の反対側にあるドラッグストアに行きたくても、何車線もあるので非常に遠い。しかも人が歩くことを想定していない信号機なので、走らないと青信号の間に渡りきれないのだ。子供やお年寄りでは絶対無理である。人が車に気をつけなければ轢かれるのも確実。人が歩いているとは思っていないに違いない。車を使わなければどこにもいけない国なのだ。

こんな車社会の場所なので、異様に空気が悪い。建物も変な臭いがするし、有毒な化学物質が充満しているに違いない。土地が広く石油も山ほどあればこんな暮らしになっても仕方がないのだろう。

ともかく土地が有り余っているのか、どこを見ても素敵な一軒家ばかりである。もちろんオフィスビルやホテルは高層だが。こんな人たちが日本に来たら、きっと哀れに思うに違いない。

こんなヒューストンだが、少し離れたガルベストンというところに住むお宅に御呼ばれをして、家の様子を聞くと高層マンションだというので驚いた。こっちに高層マンションなんてあるのか?と疑っていたが、海沿いを車で走っていると確かにいくつか高層マンションがある。着いてみるとまるで豪華なリゾートホテルのようなマンションだ。

ハリケーンでこのあたりの家は飛ばされたらしく、このあたりの高層マンションは新しいものばかりだそうな。このお宅はヒューストンにお家がちゃんとあり、週末だけここで暮らしているらしい。べらぼうなお金持ちに違いない。有名な中国系NBAプレーヤーがお隣に住んでいると言っていた(私以外はみんな知っていたのでどうやら有名人の選手らしい)。なのに馬鹿話ばかりしていたので、どうやらこちらの人は気さくなようだ。

テキサスは別の国とアメリカ人は言っているが、私にしてみるとテキサスこそイメージしていたアメリカ!という感じなのであった。

2010年5月20日木曜日

アメリカの飛行機事情

現在出張中で、4都市を回っているところであり、アメリカの国内線に初めて乗っている。先日はDCからシカゴ経由でサンフランシスコに向かった。シカゴ行きの飛行機が遅れたが、シカゴ発のフライトも遅れていたため、何とか間に合った。後から聞いたところによると、どうやら仲間の1人が走ってカウンターまで行き、もうだめだというのを仲間がこれから来るのでと言って待ってもらったらしい。しかし、私たちが搭乗した後もゆっくり乗ってくるお客がいたので、全くそんなやり取りがなされていたとは思いもしなかった。走った仲間は走り損だったようだ。

で、今度はサクラメントからヒューストンへ向かったのだが、空港に着いてから9:15のフェニックス行きの便が飛行機の故障のため早くて13:00、他の便はないのか聞くと明日になるかもと聞けば聞くほど悲惨な状況になっていった。

サクラメントは殆ど観光できておらず、事前に言ってもらえれば観光してから来たのに・・・。その時は8時だったので、戻って3~4時間位は観光できると言われたものの、アメリカは信用ならず、早くなることはないといわれても十分ありえると思ったので残ることにした。

ここの空港は素晴らしいことに無料でインターネットが利用できた。どうやらアメリカでも珍しいようだ。仕事の道具はパソコン以外はスーツケースに入れてしまったため何もできず、ひたすらネットで遊んで時間を潰した。

10時位に、アナウンスで1時出発予定の飛行機について、11:30に確認して再度アナウンスを流すといっていたが、その後全くない。なので、1時には飛ばないなと思って12時過ぎにご飯を食べにいっていたら、搭乗口に残っていた仲間が最終搭乗案内らしいと呼びにきたので、焦って搭乗した。やはり信用ならない。

フェニックスには2時半についたが、サクラメントで手配されたフライトは6時発、ヒューストン着11時というのでげんなりしていた。が、着いてみるとどうやら3時のフライトがあるらしい。仲間が航空会社に交渉すると、仲間は7人だが4人分の席ならあるとのこと。しかし追加で50ドルかかるといってきた。こっちが悪いわけではないのに!と思って、もともとフライトが遅れたためこんなことになったと(仲間が)交渉したら、追加料金なしでOKとのこと。しかも最終的には7人全員ぎりぎりで乗ることができた。この国はやはり主張しなければ駄目らしい。ついついアメリカン・スタンダードが分からないからと従ってしまいがちだが、取り合えずおかしいと感じたら主張しなければと思った。

人だけ早くついたので、荷物は翌朝ホテルに届けてもらうことになり不便はあったが、とりあえず無事到着しただけありがたいと思わなければならないのだろう。

アメリカ、恐るべしである。

2010年5月19日水曜日

州都サクラメント


サンフランシスコの後、カリフォルニアの州都であるサクラメントを訪問した。州都なのにサンフランシスコと違い何もない感じ。

ホテルを出ると綺麗な公園があり、そこに州議事堂があった。5時を回っていたが、子供たちが入り口から出てきたので中に入ってみると、ボディチェックの人がいて、入っていいか聞くとOKとのこと。5時前ならツーリストインフォメーションやショップ、その他いろいろな部屋が見学できるようだったが既に終わっていたので、こんなところ歩いていいのだろうか?と思うほど普通にみんな働いているところを歩くことができる。なんてオープンな場所なんだろう。

1階のとある部屋の前に警備の人と熊の置物が置いてある。ここはかのシュワちゃんのお部屋であった。入り口がかすかに開いたので覗いてみたが、残念ながらシュワちゃんは見れなかった。大ファンなので残念な限り。もう少し張っていればそのうち本人が出てきたかも???

その後ひたすら川に向かって歩いてオールド・サクラメントという地域に出かけた。ここはまさに西部劇の世界!列車や馬車が走っていたりして古き良き時代を感じることができた。

サクラメントはどうやらこれくらいしか観光できるところはなさそうで、夜はすぐ近くの劇場に出かけコーラスラインを見た。とても安く一番良い席でも6000円しない位だったようだ。私は二階席だったが、英語ができず皆笑っているのがなぜか分からない場面が多かったものの十分楽しむことができた。

わざわざここだけを訪問するといった都市ではないが、サンフランシスコから車で2時間程なので訪れてみても良いところだと思った。1日で十分だとは思うが・・・。

2010年5月16日日曜日

お金持ちに優しい国-科学アカデミー編


サンフランシスコでカリフォルニア科学アカデミーに行った。急に行くことにしたので、様子も良く分からないまま取りあえずネットでチケットを予約することに。HPを見てみると普通の入場(24.95ドル)とは別にアカデミーツアーなるものがある。普通に見れるものとして(他は夜のツアーとかちょっと違うもの)Platinum Behind-the-Scenes Tourというのが1日4回行われいるようだ。が、これの値段がなんと約4倍の99ドル!どうやら解説に加え、普通の人がいけない場所にも連れて行ってくれるらしい。かなり高いがせっかくなので参加することにした。

思ったより近くてオープンの時間ちょうどに到着したので、人の流れに従って進むと、どうやらプラネタリウムのチケットをもらう列だったようだ。そこでチケット売り場で引き換えたチケットを見せると、どうやら私は並ぶ必要がないとのこと。事前に席が確保されているので、ツアーの入り口でパスをもらって、見たいときにそのパスを見せればよいらしい。分かったというと、入り口まで連れて行ってくれるという。すぐそこなのに、チケットを配る仕事を放棄してまでの(まあもう1人いたので誰も配らないということではないが)、至れり尽くせりの態度。さすが4倍の値段を払うと違うということか。日本でこのようなことをしているところはあるのであろうか?特別扱いは特別な人のみという印象なのだが。その点アメリカではお金さえあればよいのだから、アメリカは平等というのはそういう意味では本当なのかもしれない。

この特別なツアーだが、時間になったので集合場所に行くと、まず奥の小部屋に案内される。他の人は全部カップルで合計9名。みんなアメリカ人だ。子供もいないし、1人で来ているのも、話が分からないのは私だけ・・・。その部屋でこのアカデミーについての説明を受けて、水族館の裏側に入る。そこはまるで工場のようだった。とてもうるさいのでヘッドセットが事前に配られていたが、はずしても聞こえるのではずして良いといわれた時も英語が聞き取れない私は着けて聞き、とても重宝した。見学した場所自体は、私的にはそれほど凄いということはなかった。

その後緑地化した屋上のみんなが入れないスペースに入って説明を受けたが、他の人からすぐ見える場所なので特に特別感なし。

その後みんなが外から見ているガラス張りの研究室のような場所に入ったが、ここも特別感なし。

その後入った部屋は宝石がある部屋でここは確かに他の人は入れないし、宝石好きの人は喜ぶかも?でもまあスミソニアンで宝石を見ればもっと凄いよといった感じ。

お土産にDVDをくれたが、これもショップで売っていた。

4倍払って見た場所等はおおっというものではなかったが、ガイドがついていろいろ説明してくれ、みんな結構質問をしていたので、やはりそういう意味では特別なツアーだったといえよう。

実はそれより何より特別なのは、並ばないでプラネタリウムや熱帯雨林のドームに入れることだ。混んでいるときは凄く並ぶらしい。私は早めに行ったし、時期も夏休みシーズンでなかったので熱帯雨林は事前に見ていたし、プラネタリウムも事前にもらわなければならないチケットを十分もらうこともできたのだが。でも、プラネタリウムで横入りして一番はじめに好きな場所に座れた時はちょっと特別感に浸ってしまった。まあ、プラネタリウムはそれほど良くなく後半殆ど寝ていたのだが。熱帯雨林のドームは素晴らしいのでぜひ見ていただきたい。

とはいえ、英語ができない場合はツアーの4倍の金額を払うほど得るものがあるのか微妙なので朝一番に来れば良いかもしれない。

科学アカデミーツアー
http://www.calacademy.org/visit/tours/?t=1

2010年5月15日土曜日

サンフランシスコ

サンフランシスコ、初めての西海岸訪問だ。ホテルが日航だったせいもあるかもしれないが、近くに和食レストランが数件あったが、私が行ったのはホテルすぐ近くの堂島庵。うどんもあるし、日本人の人が働いているからかちゃんと日本の味がする。しかもアメリカンサイズで値段も安い!やはりサンフランシスコ、日本人が多いんだろうなあ。どうせ住むならワシントンDCよりサンフランシスコが良かったなーとか思ったりした。

それ以外でサンフランシスコがいいなあと思ったのは、とても大きな中華街があるところ。ワシントンDCのチャイナタウンは名前はと門は残っていても、レストランが数件あるだけという悲惨な状況。しかし、サンフランシスコはイメージしていた中華街!という感じで食べ物もとても安く、飲茶も美味しかった。

アジア人というか日本人が多いせいか、私の下手な英語を聞き返されることもワシントンと違って殆どなく、本当に暮らしやすいところだなーと思った。

唯一の難点は坂!脚力がなければ辛い。まあ、坂のきついところには行かないかバスなりに乗ればよいのであろうが。

イメージしていたサンフランシスコと違い、訪れた5月中旬はとても寒く最高気温が15度前後であったのでその点も残念だったが、違う時期にもう一度来てみたいと思った。

2010年5月12日水曜日

国会議事堂


今日は国会議事堂に行ってきた。

仕事絡みだったので、議員の口利きで入ったが、実際は一般に公開されているのと殆ど変わらないらしく、凄い混みようだった。火曜と水曜は陳情が多いこともありお客さんも多いとのこと。夏休みはもっと混むとのことで、身動きがとれないのでは?と思ってしまった。

何せ沢山のお客さんがいるだけあって、ここはスミソニアンの別館?と思ってしまう位観光地化していて、ちゃんとビジターセンターもあり、日本の国会議事堂とは全く違う。

流石に会議場だけは静かにしなければいけなかったし、入れないところももちろんあるが、歴史的な場所や芸術的な場所は公開しており、問題ない。

私が興味深かったのは、ワシントンDCの中心の場所(ここを起点に4つに分けている)。国会の中にあったとは知らなかった。皆が踏むので凹んでいてちょっと面白かった。


それ以外で特に面白かったのは、音響の問題で遠くにいる人が話している声が近くに聞こえてきた彫像ホール。偶然の産物とは恐ろしい。このようにあまりに音響が悪いのでここは使わなくなったそうだ。

その他各州が議事堂の中に2体づつ彫像を設置していて(場所は様々)、これも壮観だった。各州が誰の像にするのか決めて、サイズや何で作るのかもそれぞれが決めているため、統一感がない。それも個性なのかもしれないが、このようなところにバラバラにあるのも面白いなぁと感じた。



一般のツアーで入れない場所が1か所あったので、そこも紹介すると、トロッコのようなものが地下を走っていて、これが凄い勢いだった。友人のトロッコ電車は距離が短く、長い空港にあるシャトルのようなものは無人で距離も長く出口に近い。途中駅もちゃんとあったが。


一度は来てみて良い場所だと思った。

2010年5月10日月曜日

DCのイタリアン-Ristorante La Perla

今日はワーキングランチでイタリアンのお店にいった。内装がとても素敵である。何だかとても高そうな感じ。

2皿選べてデザートが付くコースで、1皿目はカプレーゼにし、2皿目はお魚料理にした。今日のお魚は何か聞いてもらったら、お魚の種類だけで4種類、なおかつどのように調理するか、その場合は野菜がついて・・・等々沢山の回答でとてもついていけない。

とりあえずrockfishというのにしてみた。その場で調べてもらったが、岩間の魚のことであり、メバル、カサゴなどのことだそうな。調理方法は何がお勧めか聞いたらトマトが嫌いか聞かれ、いいえと答えると、ならこれがと説明してくれたが、まあ良くわからずそれにした。

初めに出てきたパンはそれなりに美味しい。でもここで沢山食べると食べきれないと小さめのを1つだけにしておいた。

次にカプレーゼが出てくると、これが日本の2倍の量。うーん。まさかカプレーゼでこんなにお腹いっぱいになるとは・・・。美味しいんだけれど半分にしてほしい。と思いながら完食!

次に2皿目が出てきた。トマトソースにケッパーで味付け、オリーブも添えてあり、美味しいのだけれど、やはりこれまた量が多い。しかも付いてきたのは、なんとパスタ。とても食べきれず、何とかお魚は食べきったものの、パスタは殆ど食べれなかった。でもパスタ自体は特に美味しいと思わなかったため、持ち帰るように包んでもらっている人もいたがやめておいた。

そしてデザート。美味しそうなティラミス!確かに美味しいし、甘さもちょうど良いが、これまた量が多い。といいつつこれも完食。これが普通のアメリカの量かと聞くと、どうやらそうらしい。ニューヨーカーは痩せているしそんなに食べないだろうとニューヨークの量も聞いてみたら、同じだそうな。こんなのを食べていたら太るし体に悪い。既にGW中の外食が祟って鼻の頭に大きな吹き出物が出来てしまっているのだ。その時はそれほど食べていなかったにも関わらずなので、今後は気をつけないとと思った。

量は別にして、味は凄く美味しいというわけではないが、それなりに美味しいと思えたので、やはりイタリアンやフレンチ、タイ料理等各国料理を食べれば、それなりのものを食べることができそうだ。

Ristorante La Perla
2600 Pennsylvania Ave. NW (26th St.) Washington, DC 20037

2010年5月8日土曜日

EU各国大使館のOpen House Day


今日は朝から先週に引き続き大使館巡りをしてきた。今回はEU加盟国のみ対象となっている。

前回はデュポン・サークルの方を歩いたので、今回は違った方面から攻めようと、とりあえずVan Ness駅に行き、そこから歩いていけるオーストリア大使館に行った。入口の警備のお姉さんにいきなり、綺麗と言われてちょっとびっくり。こちらに来て見られることはあっても何か言われたのは数少ないのであった。

中ではお菓子やコーヒー、パンやソーセージが振る舞われていた。また演奏も行われていてとても素敵だった。

その後無料のシャトルバスで、チェコ、ハンガリー、ポーランド、リトアニアと周遊。これらの大使館は他の大使館が大使館通りに集中しているのに対し、かなり外れたところにある。その分スペースが確保できるようで、チェコの大使館は素晴らしかった。公邸も見学でき、大きなグラスに入ったビールも振る舞われた。流石に大きすぎて私はジュースなのかシャンパンなのか良くわからない少量の飲み物にした。

ハンガリーでもいろいろ振る舞われていたが、肉類だったのでスキップした。リトアニアは結構人が並んでいたのでここもスキップ。ポーランド大使館では少なめのビールとペリメニをいただき、かなり満足。

その後デュポンサークルに戻り、イタリア大使館を目指すはずが、デンマーク大使館に。あまりの行列に挫折し、徒歩でイギリス大使館に向かうもこちらも凄い列。イギリス国旗のバッグには惹かれるが諦めてフィンランド大使館に。こちらも長蛇の列だが、バッグが黒で使えそうなので目をつけていたため、頑張って並ぶことにした。

20~30分並んで中に入ると地下でまた列ができている。3か所で食べ物が配られて順々に回る仕組みなようだ。中央ではスピーチが行われた後、歌と楽器の演奏をしていた。

こちらの食べ物は素晴らしく、ホウレンソウのパンケーキ(小さいながらもイチゴジャムが添えられていて美味しい)、サーモンのシチュー(普通の飲み物を入れるプラスチックコップに入れられているが、具が多くて飲みづらいながらも美味しい!)、パン(チーズやシーチキンを添えて食べる)、ジュースにシリアルと今までで一番美味しくいろいろなものが振る舞われていた。これなら並んでも仕方ない。

帰りにバッグと資料をもらおうとしたら、入ってきた時はあったのに、既になくなってしまったとのこと。ちょっと残念だったが、食べ物がおいしかったので良しとした。

その次はベルギー大使館。ここも凄い列。レース編みの実演をやっていていろいろ説明していた。また、Lotusクッキーとマンゴージュース、それにチョコレートが配られた。ビールも人気だったが、今回はやめておいた。その他ボールペンとネックストラップももらい結構満足。

最後に駅に向かうためのシャトルバスを待ったが、これが悲惨。デュポンサークルに戻る方にはなく、Van Ness経由で一周するしかない。私はVan Nessでちょうど良いが、他の人には不満だろう。また、人が降りなければシャトルバスに乗れず、何人降りるか皆で緊張しながら数えていた。初めは2人とかしか降りず、どんどんタクシーに乗ったり、とりあえず歩くことにしたのか人がいなくなったりしていった。

そうこうして40~50分待っただろうか、結構バスから人が降りてくるようになり、ようやく乗ることができた。せっかく待ったので、直接駅に行かず、オーストリア大使館の前にあったスロバキア大使館にも寄ることにした。

ここではワインが配られていた。ちょうど待っている時にグラスとワインがなくなったので、もう終わりの時間だし終わりなのかと皆落胆していたが、後ろからちゃんと持ってきてくれた。でもあと数本しか残っていなかったが。まあ残りの時間を考えればちょうど良い位だろう。スロバキア大使館は予測力は確かなようだ。

赤ワインをバルコニーに座って堪能し、時間も終了の4時まであと20分。これではもうこれ以上は回れないということで、本日は終了とした。

最後のシャトルバスだけがイマイチだったが、午前中は特に問題なかったし、全般として素晴らしいイベントだと思う。

でも、殆どの大使館でセキュリティーチェックがあってもそれほど大したことがないのに比べ、日本大使館には2重の扉を抜けていかなければならず、この差は一体何なんだろうと思った。

アメリカの図書館事情


図書館で無線LANが使えると以前書いたが、図書館事情について少し追加して書きたいと思う。

私が初めに行ったのはDCの図書館。家から一番近く歩いていける距離にある。Informationカウンターと貸出カウンターが別々にあったので、Informationの方に行き、図書カードを作りたいというと貸出カウンターに行けと言われた。

で行ってみると、パスポートはあるかと聞かれた。この辺に住んでいるという証明があればいいのかと思ったので、国際免許とパスポートのコピーしかないというと、パスポートのコピーでとりあえずOKしてくれて、このあたりに住んでいるという証明は特に求められなかった。

びっくりしたのが、図書カードはどれがいいか聞かれたこと。なんと、選べるのか。気に行ったカードを選ぶとクレジットカードの大きさのカードと小さな穴の空いたカード2枚の計3枚がセットになったシートをくれ、パスワードを教えてくれた。ちなみに、ロックビルで作ったメリーランド州の図書カードはデザインは選べず。DCは設備はメリーランド州に劣るが、オシャレ度は高いのかも?

図書館のサイトでIDとパスワードを入力すると音楽等がダウンロードできたりする。ちょっと古めなものばかりなようだがびっくりした。
メリーランド州のサイトでは語学が学べるサイトまでアクセスできる。英語に関しては簡単であまり役には立たないが、日本語学習サイトを見てみたら、結構充実していて、こちらの方が勉強になりそうだ。

図書館では設置されたパソコンも利用できるが、こちらは結構皆利用していて人気が高い。無線LANが使えるので、自分のパソコンを持ち込んで調べながらレポートを書いたりもできて非常に便利だ。

アメリカ人で色々な言語が出来るという人に英語学習方法を聞いたところ、図書館のBook Clubを勧められた。語学学校で子供向けの本"Holes"の宿題範囲を日々読むのに苦労した私としてはとても無理だとは思うが、カンバセ―ションクラブ等いろいろ活動をしているので、有効に使えば非常に為になりそうだ。

2010年5月7日金曜日

クレジットカードお断りの手紙届く

先日T.J. Maxxでカードを勧められ、私はクレジットヒストリーがないからといったにも関わらず、Let's Try!と押し切られたのと、初回10%オフにつられて、申し込みをした。SSNや年収等をこそこそ聞いてきて、それらの情報を書いた紙は後で渡すから大丈夫!と言われて、今はアメリカでも個人情報の取り扱いがいろいろ厳しいのだろうなあと感じた。

で、30日以内に結果が来ると教えられていたのだが、1週間程しか経っていないが、早速お断りのメールが届いた。

理由は口座を開いて間もないこと、クレジットヒストリーが少ないことだそうな。やっぱり駄目じゃないねー。お姉さん。でもちゃんと理由を書いてくれるところが偉い。ちょっとびっくり。

お断りの記録があると良くなさそうなので、今後はカードを勧められてもしっかり断らねば。バナリパではカードを持っていると何パーセントオフなのよと絶対言われるし気をつけないと危険である。

それにしても、日本では合計で何百万もの買い物ができるだけのクレジットカードを発行してもらっていた私なのに。年収もお姉さんにちょっとびっくりされたのに(日本では平均的な年収ではあるのだけれど、若く見えたのと馬鹿そうに見えたというだけでなく、激安店で買い物をしているから?)。

アメリカ人よりよっぽど外国人(特に日本人や韓国人!)の方が支払いをきちんとしそうなのにカードが作れないなんて本当に酷い話である。

今あるプレミオカードで少しづつヒストリーを構築していこう。最近使っていないけれど(^^;

国立アメリカ美術館&国立肖像画美術館

韓国人の子が行って良かったといっていた国立肖像画美術館とそこに併設されている国立アメリカ美術館に行ってきた。チャイナタウン駅から直ぐと書いてあるが、実際つくとすぐに分かった。

飲食物持ち込み不可と入口に書いてあったのでペットボトルを捨て中に入ると、まったくセキュリティチェックはなし。なら捨てなければ良かったーとつい思ってしまった。

とりあえず2階に行くと歴代大統領の肖像画が飾ってある。ワシントンとリンカーン、後は最近の人位しかわからない・・・。

3階に行ってChampion!と書いてあるコーナーに行っても、殆どわからず、その他有名人といってもわかる人は数少ない。うーん。面白いと言えるかは微妙。日本人でも有名人が分からない私なのでアメリカ人なんてわかる訳もなく。きっと他の人なら楽しいのだろう。

3階には彫刻が飾ってあるところにテーブルがあり、本を読んだりしながらコーヒーを飲んでいる。どうやらセルフサービスで置いてあるのを飲んでよいらしい。無線LANも利用できるようであり、座っている人はなんとなくここを見に来た人というよりは近くで働いているとかここを目的に来ている人な感じがするのは気のせいであろうか。

アメリカ美術館の方は好みの特別展がやっていたのでそこは良かった。

全体的にそれほど混んではおらず滅茶滅茶広いというほどでもなく、ゆったり見学できる良い場所だとは思う。ただ、知らない人ばかりなのが今一つであった。

Flower Mart at ワシントン大聖堂




今日と明日ワシントン大聖堂にてFlower Martなるものが行われるというのでバスに乗って出かけてきた。何度か家に帰る途中のバスで見かけているので、降りる場所もわかるに違いないと思ったら、他に結構人も降りて無事到着できた。

お花以外にもいろいろなお店が出ていて、メリーゴーランドがあったり、人形劇をしていたりと家族で楽しめるイベントなようだ。


とりあえずぐるっとした後、大聖堂の中に入ってみると、各国がアレンジした花が飾ってあってとても素敵である。ヘレンケラーの墓などは結局見つけられなかったが、とても素敵な場所だった。

その後、恒例らしいロブスター・ロールを買って食べてみた。水かチップスがついて12ドル。でも結構ロブスターが入っていたし、パンも結構美味しく満足できた。


色々イベントもやっていたようだが、食べながらちょっと見ただけでとりあえず退散した。金曜だからかもしれないが適度に人がいるといった感じで(混んでもおらず全然人がいないわけでもない)ちょうど良いイベントだった。

帰りはFoggy Bottom-GWU駅に向かったので、途中ジョージタウンの街をバスの中から見ることができた。小さなお洒落な感じのお店が沢山あって素敵だった。テレビでやっていたSafewayもあった。Expressによるとリニューアルオープンしたらしい。

最寄駅からバスでは行けるが途中かなり止まるので時間が結構かかったのが難点かも。平日はバスの本数も多く便利ではあるのだが。そのうち来てみようと思う。

2010年5月6日木曜日

貸し切り映画館


本日で見たいと思ったthe losersが終わってしまうというので、近くの映画館まで出かけて行った。12:40スタートだったが、今回は前回映画館に行った時はぎりぎりまで開いていなかったので、30分に着くようにした。

が、エスカレーターを登ってもお客がゼロ。なのにチケットカウンターとインフォメーションの人が別々のところにそれぞれ1人づつ。良くわからない・・・

うーん。もしや貸し切り?と思ったら今回は本当にそうだった。映画の予告に切り替わる時に映画館の人の大きな声が聞こえてきたが、予告が始まると特に物静かで、椅子も前回行ったホワイトフリントと違い立派で座り心地が良く、とても満足できるものだった。

アクション映画なので英語が出来なくてもなんとなくはわかったが、でもわからないところだらけ。これがいつか理解できるようになる日が来るのか疑問である。

ちなみにこの映画は英語がわからなくても楽しかった。予告で私の大好きなAチームが映画になってどうやら上映されるらしく、こちらも待ち遠しい(チームで戦うからなんとなく似ているのであった)。

2010年5月5日水曜日

ベセスダ

今日はベセスダに初めて行ってきた。前々から行きたいと思っていながら延び延びになっていたが、とうとうである。家の前のバス停からバスに乗り、とりあえず人の降りるベセスダ駅で下車。地図を見ずとりあえずぐるぐる回って、ようやく図書館に到着。

ベセスダはフレンドシップハイツと違って道が狭く人も多く、細々とお店もあり、アメリカの広さに既に慣れてしまったのか、何だか落ち着かない。でも図書館の方に行くとそれほど距離はないのに、映画で見るような素敵な家があってこのあたりなら住みたいかもと思った。でもきっと高いのだろう。

図書館は、ロックビルよりは狭いが椅子も立派で、仕切られた自習室もちゃんとある。机には電源もあるし、図書の数も多い。帰り際には無料のカンバセ―ションクラスが行われたのに気付いた。このような施設が家の近くの図書館だったらとちょっと残念であった。

でもこれはきっと州の豊かさの差なのだろう。メリーランドというかモンゴメリー郡は教育レベルが高いらしいので、それがこういうところでも感じられるに違いない。

近くに日本食料品店のHINATAがあるというのでそちらに寄ってきたらじゃこやらさつま揚げやらいろいろあって、歩いていける距離にあると便利だろうなあと思った。やはりベセスダは住むには良いのかもしれない。

でもフレンドシップハイツの長閑さに慣れてしまったので、独り身で外食もしないからまあ今のところの方が落ち着くからよいかも?それにもうすぐホールフーズが近くにできるし!

HINATA
4947 Saint Elmo Ave
Bethesda, MD 20814
http://www.yelp.com/biz/hinata-sushi-carry-out-bethesda

2010年5月4日火曜日

カニ料理―Dancing Crab

語学学校の直ぐ近くにあるDancing Crabに行ってきた。昼間はやっているのかどうかわからない感じであるが、夜も電気はついているものの奥が見えず本当にやっているのか怪しげである。

入ると手前のテーブルには違うテーブルがひっくり返して乗せてあり、閉店後のお店という感じであるが、奥にはちゃんと食事をしている人がいる。その奥にはカウンター席もあり、結構賑わっていた。どうやらテラス席のテーブルを雨が降ってきたせいで部屋の中にいれたようだ。

木槌でカニをたたいて食べてはバケツに入れている二人組を発見。おおっ。あれか。とりあえず他の人が飲んでいる私たちにとっても普通サイズであるスープを頼むことに。やはりここではMaryland Crab Soupでしょう!それにシーフードフライの盛り合わせとメインのカニ!サイズがいろいろあってsmallでいいかと思ったら、お姉さんにそれはない(たぶん)。largeかExtra Largeのどっちがよい?と聞かれて、largeにした。数はダースごとかと思ったら、それだと量が多いので3人で9匹でOK。足りなければ追加すればよいとのことで素直に従うことにした。

クラブスープは濃厚で辛めでとても美味しい。シーフードフライは半分がポテトだったので特にこれはここで頼まなくてもという感じはあったが、エビとカキフライと白身魚のフライは小ぶりながら普通に美味しかった。

で、メインの蒸したカニ。テーブルに紙をひかれ、エプロンも用意される。カニにはたっぷりのシーズニング。これは確かに汚れる。木槌で割って食べるが、日本のカニでも食べるのが面倒で大きな足位しか食べない私には、足が小さいこのカニは、量は多くはないが食べるのに疲れる。手についたシーズニングが気になり舐めると辛いが、カニにつくと美味しい。

味自体は日本の方が美味しいし食べやすいが、何だかアメリカ!という感じで楽しかった。でもまあ1度でいいかな。

無線LAN

こちらではパソコンとテレビを用意して設定はすべてComcastの人がやってくれたため、何も設定のための情報を持っておらず、無線LANにしたくてもやり方が分からない。試しにやってみてつながらなくなったら、死んでしまうので、仕方なく諦めている。

だが、出張用にネットブックを日本のアマゾンで購入し、先日日本からの客に持ってきてもらったので、出張前にウィルスバスターは少なくてもインストールしておきたい。

去年来ていた人から図書館が無料でネットの接続が出来ると聞いていたので、近くの図書館に天気も良いので出かけてきた。徒歩15分程度のところだが、駅から離れている割に、郊外と違って人もちらほら歩いているし、散歩にちょうど良い。

小さな図書館なので席はそれほどないが、人もそれ程いないので席を見つけ、ドキドキしながら電源を入れてみた。何せ無線LANを自宅以外で使ったことがないため、どのようにすればいいのか全く分からないのである。

事前にlibというのを選択すればいいというのはチェックしておいたのだが、ネットブックが立ち上がるとすぐネットワークの選択がでてきたため、そこから一番上に出てきたpublib(?)を選ぶとそれだけでつながった!(当たり前といえば当たり前だが感動!)

まずウィルスバスターをインストール。それ以外もアプリケーションを立ち上げると登録だなんだとでてきたので、それらをすべて終わらせてとりあえず終了。いまひとつアプリケーションが何に使えるのか良くわからないが、そのうち研究することとした。ネットが繋げられればとりあえずそれで良いのである。

ロックビルの図書館はとても大きく、席数も多く、机に電源もあったが、ここにはない。ロックビルと比べるとゆっくり勉強したりできる環境ではないのかもしれない。

でも、図書館のすぐ前ににミニシアターもあるし、気候の良い時にはまた歩いて来ようと思った。ちなみに、直ぐ近くに一応バス停もあり、前回来た時は帰りはちょうどバスが来たので怠惰な私はつい乗ってしまった。

このようにアクセスが良い場所ではあるのだが、一度ベセスダの図書館に行かねば。

それとFree WiFiと書いてあるBordersで簡単にネットにつなげられるかもそのうち試してみたい(英語が出来ずインターネットも全く分からない私にとっては、かなりの冒険!)

動物園


うちから3駅先のCleveland駅とその一駅先のWoodley Park-Zoo駅の間に動物園がある。ここも無料だ。なのにまだ行く機会がなく、ようやく昨日行ってきた。

パンダと大きく書かれていて、子供たちがパンダパンダを押し寄せている。だが、行けども行けどもパンダはいない。これだけの子供が必死で探しても見つからないということはどうやらいないようだ。というのも、こちらの動物園、普通の山というか庭にとりあえず柵があるという感じで広いのだ。広くても日本の動物園のようにガラスケースに入っていれば探すのは容易だろうが、まったく見当たらない。奥に入ってしまっているのであろう。でもいても見つけるのはここでは容易ではなさそうだ。

チーターもすぐ近くにいる。一応柵の手前は小さな池があるが、こんなの簡単に飛び越えられるはず。何かあったらどうするのだろうと思ってしまう距離感だ。

このような動物園を見た後、日本の動物園にいったら、とても気の毒に感じてしまうに違いない。日本に送られるか、アメリカに送られるかで動物たちの一生も大きく異なってしまう。世の中厳しいものである。

とりあえず坂もあって疲れたので、半分も見ず終了した。是非またゆっくり来よう。

アウトレット―リースバーグvsポトマックミルズ



こちらで初めてアウトレットに行ってきた。まずリースバーグ。なんとなく日本の郊外型アウトレットと変わらない位の大きさ?でも安い。コールハーンのハンドバッグがそもそも小売価格で350ドル。それが40%オフになっており、迷わず購入。時間がなくここではこれのみ。

で、ポトマックミルズ。広いとは聞いていたが、凄い。IKEA、ウォルマートなどアウトレットの周りに様々なショップがあり、そこの間の移動はとても車でなければ無理である。

アウトレット自体もかなり広かったが、周りの広さに驚いてそれほどでもない気がしてしまった。ここではコーチの安さにびっくり。実家近くにあるアウトレットの半額以下の値段!先にコールハーンを購入したので買わなかったが、なんだかこの値段を見ると日本で買う気がしなくなる。

イギリスの空港で買って気に行ってしまったクラークスが両方のアウトレットに入っていて、時間があったのでポトマックミルズで購入。とても皮が柔らかく、履き心地が良い。私の足は幅広だが、ここではちゃんと幅広さんと狭い人との両方のサイズも置いてあったりする。アルチザンとのコラボでデザインはカジュアルなのに素敵。2足で100ドルちょっとした。日本ならとても安いがこちらではこの値段はかなり高く感じてしまう。

食品はとても高くしかも質が良くないが、洋服や靴などはとても安く手に入るアメリカであった。

アメリカの野球―カンデムヤード



先日ボルチモアに行ってきた。ボルチモア美術館は少し離れているがとても素敵なところ。ゆっくりしたかったが、野球を見に行くというのでそこそこに切り上げ、カンデムヤードに。ここは人気の高い球場らしい。確かに綺麗だし、いかにもアメリカの野球場という印象。

野球自体初めてで、チケットを買うのが難しい。日本でも同じなのだろうが、細かくセクションが分かれている。また、人気のある試合では値段が倍近くに撥ねあがり、その日もそうだった。

ここではクラブケーキ・サンドが食べられるというので、探しまわってようやくありつけた。12ドルとちょっと高めではあるが、カニの味がしっかりして美味しい。厚みがあるので思ったよりもお腹一杯になった。

アメリカの野球場はどこもそうなのかもしれないが、通路があまりなく、列が長い。で、色々売りに来るとその列の人達が手渡しで回していく。お金も同様。人が通るにも立たなければならないし、もう少し通路を作っても良いのではと思うが、こちらは大らかで気にしないのであろう。

ワシントンDCにいると誰が地元の人で誰が他所から来ているのか全く分からなかったが、ここは、いかにもアメリカ人という人ばかり。ちょっとびっくりした。

あともう一つ驚いたのが、日本のように贔屓のチームで固まって座るということをしていない。このため、野球が良くわからない私は、アウトなのかセーフなのか初め良くわからなかった。そのうち前に座っている夫婦はレッド・ソックスファン、左隣の人はオリオールズファンとわかって、少し試合の流れが分かってきたが。喧嘩になったりしないのかなあと心配してしまった。

普段野球を全く見ないが、まあ一度位アメリカを経験するという意味で、行ってみて良かったかも?

2010年5月1日土曜日

世界の大使館巡り

本日は語学学校の先生にAround the World Embassy Tourなるものが開催されると教えられ、出かけてきた。デュポンサークル駅近くには大使館通りと言われる各国の大使館が軒を連ねている通りがあり、駅につくと「Passport DC」と書かれた看板とテント、それに何やら配っている人々やバスがある。で、近寄ってみるとガイドブックをくれた。どうやらバスは無料のシャトルバスらしい。

ワシントンDCでは様々な無料のイベントが行われる。貧乏人の私でも十分楽しめる素晴らしい場所といえよう。

せっかくなので、バスには乗らず、歩いて回ることにした。初めに駅から直ぐのところにあり人が並んでいるインドネシア大使館に行ってみた。どうやらセキュリティ・チェックのためなかなか中に入れていないようである。日本大使館も中に入るにはセキュリティチェックを経て、二重のドアを通る(手前のドアが開いて中に入った後、そのドアが閉まらないと次のドアは開かれないのだ!)必要があるので、まあ当然といえよう。

駅から近いのに結構広く、中はゴージャス。インドネシア、日本から何故援助を受けているのだ?と疑問に思う立派さ。デビ夫人はきっとこんな贅沢をしていたのだろう。

次にバハマ大使館。ここではハイテンションの熱烈な歓迎を受け、スムーズに中に入れた。セキュリティ・チェックもなし。結局インドネシア大使館だけが行っていただけであった。部屋の中は狭かったが、中庭に何やら列ができている。どうやら食べ物を配っている様子。とりあえずジュースだけ並ばずにもらえたので、それだけ飲んで次に行くことに。

次はハイチ大使館。ここではコーヒーとチキンorビーフのパイが振る舞われた。ハイチの地震の様子のパネルがあって、こんなに凄かったんだと実感。

その次はクロアチア。ここはステンドグラスがとても素敵。旅行に行きたくなった。

時間がなくてこれで終了としたが、韓国大使館ではハングルで名前をステッカーに書いてくれているようで、よくそれを胸に付けている人を見かけた。私も欲しかったかも。

その後バスを待っている間に、語学学校の先生とそのご主人に偶然会った。ちょうどバス停の先にあるネパール大使館で振る舞われる食事は美味しくてお勧めと言われた。もう少し時間があったらなぁと思えるとても楽しいイベントだった。