今通っている語学学校のクラスメートにボリビアから来ている男の子がいる。彼が、自分もAmericanだし、カナダ人もブラジル人など中南米の人も皆Americanで、米国人だけがAmericanではないと言ったので、じゃあ米国に住む人はなんていうの?と先生に質問すると、それを表す言葉がないのが問題なのだとのお答えであった。
次の授業の先生は、良く中南米の生徒にそういったことを言われるけれど、nationalityを聞かれた時にボリビア人はボリビア人、ブラジル人はブラジル人と答えるでしょう?米国人はAmericanなのよとのお答えであった。中国が自分達は世界の中心の国と考えるように、米国人は、アメリカ大陸の人といえば自分達のことなのよということなのでだろう。
ボリビア人は南米と一括りにされたくないととても強く主張していた。ボリビアは貧しいので世界に目を向けなければならず、それぞれの国が存在するのだから、ちゃんと個々の国として認識すべきとのことであった。中南米は遠くてあまり意識することもなく暮らしてきてしまったが、彼の言うことも尤もである。ちゃんと地理を勉強しなければと思った本日の出来事であった。
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