せっかく安くオペラが見れるというので、ケネディセンターでハムレットをみた。50ドルの安い席ではあるものの、1階席だ。
オペラなんて全然知らない私だが、指揮者がドミンゴ(歌手なだけではなかったのね・・・)だというのできっと質は高かったのだろう。ハムレットなのにフランス語での上映。字幕が出ているが舞台の上にあるので首が痛い・・。でも字幕自体はわかりやすくて、あらすじも事前に配られていたし内容は良くわかった。
舞台は何故かデンマーク。全体的に暗い。まあ、内容も暗いので合っているのだろうが・・・。オフェーリアのソプラノは素晴らしく、最後の気が狂って死んでいくシーンは心が痛くなった。
オペラが終わってドミンゴが舞台挨拶に出てくるようだったが、一人で夜も10:30を過ぎていたのでさっさと帰ることにしたため見ることができなかった。まあ、舞台の始めと休憩後直ぐに挨拶していたので良いのだが。
こんな遅くに一人で外出したことはなかったが、特段問題なく帰宅できた。家に着いたのは11:30過ぎだったが。
それにしても、ワシントンDCは人種が様々にも関わらず、オペラの会場は白人で埋め尽くされていた。こんなところに貧乏くさいアジア人が一人で来ていたら、何だこいつ?という感じだったに違いない。チケットは誰でも買えるので人種差別ではないのだろうが、その前に無料で行われていたジャズのイベントはいろいろな人が来ていただけに異様な感じがした。
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