2010年6月18日金曜日

アメリカの医療事情

今日は初めてアメリカのクリニックに行ってきた。大学のELSを取るのにPPD-Mantoux Testとやらを受けなければならないらしい。ネットで調べるとTB Testと同じようで、つまりツベルクリンの反応をチェックするものなようだ。

私たちの世代はBCGを接種しているため陽性になることが多いようで、その場合胸部X線写真を撮って結核か否かの判断を受けなければならないらしい。

このテストを免除される条件のうち、どこどこの国以外に6週間以上滞在したことがないというものがあるのだが、ここには日本が入っていないのだ!G7だし、先進国として認められている日本が含まれていないとは。何で同じような医療にしないのだろう・・・。

歩いて2~3分の距離にTB testをしてくれるクリニックがあることがわかった。しかもネットで予約可!BCG接種の人は陽性になることがあり、その場合別のテストがあるというコメントもHPに出ていたので、陽性とでても薬を処方されることもなさそうなので、早速申し込んだ。

16階と書いてあるのに、15階の上はペントハウスとなっている。ここ?と疑問に思いながら降りると部屋番号は確かに16階。Washington Travel Clinicという名前なのに、ドアの前には大勢のお医者さんの名前が書いてあるだけ。

とりあえずドアを開けて入ると受付があり、予約しているんだけれどというと、何しに来たの?と言われてTBテストを受けに来たと言ったら、先生がしばらくしたら来るから、ここに名前書いてと言われてその通りにした。

早めについたが、先生が現れたのは20分近く経った後。先生自ら個室に案内してくれる。が、非常に狭くがらんとした部屋。しかも奥の席に座らされる。何だか怖い。

大学がこのテストを受けるように言っていてといって紙を渡すと必要なのはこれだけ?と言われただけでその後名前と生年月日を聞かれ、只管パソコンに向かう先生。うーん。普通いろいろ書かされたりするけれど、口頭でそれだけ聞かれて終わりって・・・・。まあネットで予約している時に住所などは記載しているけれど。

その後バックからごそごそと注射器をだし、左腕を出してと言われてその通りにすると、アルコールで拭いてそのまま注射された。特別痛くはなかったが、日本なら、台の上に手を置いて、ゴムで縛って、握りこぶしを作って等いろいろするのにちょっとびっくり。

しかも、支払いはクレジット、デビット、キャッシュどれが?と言われ、いつもはしないキャッシュ払いにしたら、50ドルと言われ、その場で支払った。レシートはメールするという。次の診察は48時間後でないとダメなのかなと思ったが、先生は3つの場所で診察していて、この場所に次に来るのは火曜。さすがに96時間後ではだめかと思ったが、火曜の何時に来れる?と言われただけであった。時間が経てば腫れも収まり陰性となるかも?

何だかじゃあ、火曜にねといってそのままあっさり終了し、アメリカのクリニックっていい加減だなーと思った。個人診療の人のために場所を貸しているクリニックという感じなのであろうか?大きな病院ならもう少し違うのか気になるところである。

Washington Travel Clinic
http://www.washingtontravelclinic.com/index.htm

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