2010年6月19日土曜日

アメリカの音楽教室事情


随分年を取ってから始めたバイオリン。老後の趣味と思い、日本にいる間は仕事や住宅事情でろくに練習できなかったが、今は練習できる環境にある。バイオリンのレンタルだけではきっとせっかくの機会を無駄にしてろくに練習せずに終わってしまうと思い、バイオリンの教室に通うことにした。

場所は最寄駅からバスで7分、アパートからは徒歩約25分。2つのバスが通っている場所のため、15分おきにバスが来るという比較的便利な場所にあり、しかも大人向けのレッスンも行っているという。

メールで問い合わせると、異様にハイテンションの返事が来て、体験レッスンもレッスン料がかかるけれど入学しなくても別にOKだからとのこと。早速お願いすると直ぐに1週間後のレッスンのアレンジをしてくれた。で、本日がその体験レッスンの日であった。

事前に先生の名前を教えてくれたのだが、姓は外人だが名前は日本人な気が・・・。期待していくと見た目は日本人。でも英語はネイティブのよう。うーん、と思ったら日本人の先生だった。どうやら私が初めての日本人の生徒らしい。初めは私は日本人だと体験レッスン申し込みの時に伝えたので日本人の先生を手配してくれたのかと思ったのだが、たまたま土曜の午前という指定にあう先生が日本人だっただけなようだ。

ちなみに、日本では最近大人のためのレッスンが流行っているが、受付のお兄ちゃん曰く、こちらでも子供よりは少ないが大人の生徒も結構いて、先週の日曜にはリサイタルを開いたそうだ。

レッスンが終わると申込書に記入してあっさり入学手続き終了。レッスンは受付のお兄ちゃんが全部管理しているので、何かあればそのお兄ちゃんに言えばいいらしい。休む時には24時間前に連絡してくれれば先生に伝えるのでとのことであった。先生が開いている時間であれば振り替えも可らしい。このあたりのシステムは学校によって違いそうだが結構便利だ。

しかも受付のお兄ちゃんは軽い感じではあるが、分かりやすい英語だし、私の英語も比較的理解してくれる。有難い限りである。(名刺をみたら、このお兄ちゃんもDr.でびっくり!)

今は1回30分だと44ドルだが秋学期から値上げするらしい。そうはいっても、日本と同じ位の値段なので、特段高い訳でもなく、むしろ先生はDr.らしいのでそういう意味では安いのかもしれない。

ちなみに、申し込みが終わると、子供が多いからか、学校のバックをプレゼントされた。使わなくてもいいけれどねとのことだった。デザインも質もそれほど悪くはないけれど、ちょっと恥ずかしいので、恐らくお蔵入りであろう。

International School of Music
http://www.ismw.org/index.html

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