2010年6月30日水曜日

メトロの値上げとサービス低下

日曜にメトロが値上げをした。こちらでは日本のように定期券がないので交通費は馬鹿にならない。とはいえ、スイカやパスネットのようなカードを使っているため、どれくらい使っているのか把握できていないのだが。

そんな地下鉄であるが、値上げ後連続して電車が遅れた。先週は9時にスタートする語学学校に5~10分前には到着していたのに、今週は5~10分後に到着している。しかも、理解できないのが、今朝はとても混んでいて乗れずに次の電車を待つ人も結構いた位だったからか、1つのドアがきちんと閉まらかったらしく、何度も開けたり閉めたりしていた。それだけで5~10分の遅れ。しかも、結局きちんと閉まらなかったようで、いきなり降りろと来た。この電車ですら乗れなかった人がいるというのに、次の電車に乗りきれると思うのか。余計に扉が閉まらないのではないか?

こちらでは、たまに乗れない車両というのがある。恐らく故障しているのだろう。そういうことができるのなら、何故ドアの閉まらない車両だけ使わないということをしないのか理解に苦しむ。

値上げしたんだからちゃんとしたサービスを提供して欲しいと思うのだが、こちらではどうやらそのような考え方をしてはいけないようだ。

とはいえ、、地下鉄のサービスの悪さはこちらの人も不満に思っているようなので、ちょっとほっとした。

2010年6月27日日曜日

イースタン・マーケット

今日は前から気になっていたイースタン・マーケットに出かけてきた。コンサートが本日で終了するというのでせっかくだからと思ったのだ。

駅から地上に上がると、きちんとあっちですよという表示がある。また、それほど電車に人は乗っていなかったのに、結構観光客の人がいて場所は直ぐ分かった。

日曜はフリーマーケットもやっているというのでテントが沢山並んでいて見た目は賑やかである。だが食べ物以外に欲しいと思うものは特段ない。うーん。期待し過ぎたのであろうか。あまりトマトが好きではないが、これは本物のトマトです!と書いてサンプルも置いてあったところのトマトとインゲンなど野菜をちょっと買った位で終了とした。確かに野菜など新鮮なのであろうが、ベセスダでもファーマーズマーケットをやっているし、そっちにいけば十分な気がする。

ちなみに売っていたものは絵、陶器、家具、帽子、洋服、アクセサリー、石鹸などであったが、種類は思っていたほど多くなかった。もう少しじっくり見れば何か見つかったのだろうか。でもヨーロッパの市場よりは劣るのは確かだ。

まあ、私の好みと想像と違っていただけで、他の人であれば十分楽しめるのかもしれない。

2010年6月26日土曜日

Knight and Day

英語が分からないにも関わらず、懲りずにまた映画を見に行った。今度はトム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演しているknight and Dayである。

トム・クルーズのアクションとキャメロン・ディアスのコメディを掛け合わせたような映画だった。トム・クルーズは異様に強くカッコいい。キャメロン・ディアスのボケっぷりも面白く、話は単純であるものの楽しめた。

night and day という歌があるが、これはそれを意識しているタイトルなのだろうか。ちなみにknightというのは今回皆が奪い合っている電池を隠した騎士の人形とトム・クルーズ演じるエージェントの本名ということは分かった。

それにしても最近は見どころシーンは皆予告で見れてしまうので、シーンの見どころは他にあまりない気がする。とても残念だ。

2010年6月25日金曜日

FIFAワールドカップ

野球、バスケ、フットボールなどスポーツが盛んなアメリカだが、語学学校の先生曰く、サッカーについてはイマイチ関心が低いとのこと。しかしここDCはインターナショナルな都市であり、それなりに盛り上がっているらしい。しかもアメリカが勝ち進んでいるからなおさらである。

デュポン・サークルに大きなテレビが設置され、皆暑い中そこに集っているらしいが、周りには涼しいスポーツ・バーも沢山あるとのこと。

で、本日スペイン対チリ戦を見にスポーツ・バーに行ってきた。といっても専門のところでなく、ワールドカップ向けのイベントでやっているという感じで、普段は名前からいって普通のカフェなのだろうと思って入ってみると、入口にはまるでクラブのように奥が見えないスペースがあり、そこで身分証明書をチェックされてびっくり。お店の名前はカフェ・シトロンなのに・・・

一緒に行ったメンバーはスペイン人が多かったのだが、異様に元気なスペイン人のおばさんが外で通りがかりの人から聞いたところ、ここはチリを応援する人が集っているところだったらしい。入った後に分かったので仕方ないが、地元の人の中ではきちんとすみ分けがなされていると分かり驚いた。さすがワシントンDC。

チリのサポーターばかりの中、異様な盛り上がりのスペイン人のおばさんを見る店員は苦笑していた位で、結果スペインが勝ったが、特に周りの人から何かされるということはなかったのでほっとした(笑)。

韓国人の子は韓国人が多分沢山見に来るであろうというスポーツバーに明日行くと言っていた。日本人が集うバーもどこかにあるのであろうか・・・。

2010年6月24日木曜日

アメリカのアパート事情 Part2

昨日今日とワシントンDCは信じられない位暑い。ここ数年は比較的夏でも涼しかったらしいが6月で35度を超えられてしまうと、ひと夏乗り切れるのか不安になるほどである。

あまりの暑さに、アパートの屋上にあるプールに初めて行ってみた。屋上にはプール、地下にはジムが付いているが、まだどちらにも行ったことがなかったのである。

何だかプールとジム付きというと凄く立派な気がするが、こちらでは付いているのが普通らしい。それを知った時はかなりびっくりした。

この暑い中走っている人も見かける位、こちらの人は運動している。一軒家の場合、もちろんプールやジムが付いているうちが多い訳ではないからなのか、アパートの隣のビルにもジムはあるし、駅の反対側にもジムがある。結構運動しているようだ。まあ、日本でもスポーツクラブは沢山あるし、最近特に女性の間でジョギングが流行っているようだが、アメリカと比べればまだまだといえよう。

ここのアパートにあるのは25メートル位のプールだが、中に入っている人より周りのベンチで寝そべったりして寛いでいる人の方が多い。ジムと違ってのんびりするために来ているのかもしれない。屋上なので見晴らしも良く、風も吹いていたので、濡れたままベンチで寝そべっているとむしろ涼しい位だった。

夏には至るところで無料のコンサートが行われているし、こちらでの生活はかなり贅沢といえよう。日本人、そんなに働いてどうするのか?と思ってしまったが、資源のない国なのでいたしかたないのかもしれない。非常に残念である。

2010年6月22日火曜日

アメリカの医療事情 part2

今日は先日受けたTB testの結果を見せにクリニックに出かけて行った。子供のころBCG接種をした私なのに、注射の跡以外はしこりどころか何もなかったのを、ここアメリカでは喜ばしく思わなければならないのだろう。お陰でレントゲンの必要がないのだから。何も症状がでないってあり得るのだろうか。先生が間違えて違うものを接種したとかないのかちょっと心配だが、一応元気だし、とりあえず問題なしとの署名さえもらえれば、無事に語学学校に行けるので、気にしないこととした。


15:30に予約していたのにもかかわらず、結局呼ばれたのは40分後。この先生、意外に人気なのか・・・。名前がトラベルクリニックだが予防接種をする訳だから、赤ちゃんを連れたお母さんも来ていた。こちらではボランティアをするのにもTB testを受けなければならないという話をどこかで読んだことがあるので、結構需要があるのかもしれない。大学生も受けなければならない訳だし。

クリニックにかかるには予約がいるし、そんなの待っていたら風邪位なら治っちゃいそうなので、きっとこれが最後のクリニックになるはず。もし行くことになったら、ここのクリニックとの違いを経験できるのであろうか・・・。出来れば経験したくなく、他の人に聞いてみるだけにしたいものだ。

アメリカ人

今通っている語学学校のクラスメートにボリビアから来ている男の子がいる。彼が、自分もAmericanだし、カナダ人もブラジル人など中南米の人も皆Americanで、米国人だけがAmericanではないと言ったので、じゃあ米国に住む人はなんていうの?と先生に質問すると、それを表す言葉がないのが問題なのだとのお答えであった。

次の授業の先生は、良く中南米の生徒にそういったことを言われるけれど、nationalityを聞かれた時にボリビア人はボリビア人、ブラジル人はブラジル人と答えるでしょう?米国人はAmericanなのよとのお答えであった。中国が自分達は世界の中心の国と考えるように、米国人は、アメリカ大陸の人といえば自分達のことなのよということなのでだろう。

ボリビア人は南米と一括りにされたくないととても強く主張していた。ボリビアは貧しいので世界に目を向けなければならず、それぞれの国が存在するのだから、ちゃんと個々の国として認識すべきとのことであった。中南米は遠くてあまり意識することもなく暮らしてきてしまったが、彼の言うことも尤もである。ちゃんと地理を勉強しなければと思った本日の出来事であった。

2010年6月21日月曜日

語学学校 Part2

今日から語学学校へ行き始めた。9時に授業は開始するけれども初日はクラス分けのテストがあるのとのことだった。インタビューテストを受けるために待っていると9時を過ぎてしまい、どうやら授業は始まっているようだ。

その後インタビューテストを受け、支払い手続きをし、クラスまで案内してもらったが、クラスの前を通り過ぎ、ここがコンピューターラボで・・・など説明をし始める。もう始まっているのに良いのか?と思ったが、教室には先生1人と生徒1人。どうやらここも時間通り人が来ないようである。

ボリビア人の男の子と韓国とトルコの女の子の計4人のクラス。6割増の前の学校では13人いたので非常にお得感がいっぱい。文法のクラスのおじいちゃん先生が言っていることは聞きとりにくいし厳しいしと何だか辛かったが、それ以外の先生は話しやすい感じだし、クラスメートも良い感じで、ここにして良かった―と思った。

ボリビア人の男の子は前にカプランに行っていたらしいがやはり韓国人が多かったと言っていた。ここでも韓国人が一番多いらしいが、カプランは多い時では1クラス20人だったとのこと。そんなに多いとどうなのだろう。

授業が終わった後クラスメートの韓国人に誘われてお昼を他のクラスの人と一緒し、そのあとプールに行くけれど行かないかと言われたが、水着もないのでやめておいた。女性ばかりの学校なようだが、小規模なので皆仲好しな感じで溶け込めそうだ。

学校全体のルーズさも授業中の態度はアラブ人と違って問題ないし、学校によって随分違うんだな―と思った。

ICLS
http://www.icls.com/index.htm

2010年6月20日日曜日

ロビン・フッド

残念ながら近くの映画館でやっていなかったので、ベセスダまでマチネ料金9ドルを出してロビン・フッドを見に行った。なぜなら私の好きなラッセル・クロウが主演だからである。

だがこの映画、以外にラッセル・クロウの活躍の場面が少ない。英語も分からないので時々意識もなくなる。せっかく見に来たのに・・・。もっとラッセル・クロウにアクションさせろ~、あのせつなげな顔をもっとだせ~。

もともとロビン・フッドが義賊になる前のストーリーなであり、十八番の弓を射て活躍する場面が殆どないのだ。英語が分かればストーリーの細かなところをもっと楽しむことが出来たのかもしれないが、大まかな流れを何となくつかめたかつかめていないか程度の私ではちょっと残念な映画だった。

それにしてもケイト・ブランシェットって年齢不詳かつ人間味があまりない容貌は相変わらず。この役には結構合っていたが。

ラッセル・クロウのマッチョな肉体を楽しめるシーンがあったのは良かったが、もうそろそろ年齢的な限界が来てしまいそうな予感。その前にもっと映画に出ていただきたい。

2010年6月19日土曜日

アメリカの音楽教室事情


随分年を取ってから始めたバイオリン。老後の趣味と思い、日本にいる間は仕事や住宅事情でろくに練習できなかったが、今は練習できる環境にある。バイオリンのレンタルだけではきっとせっかくの機会を無駄にしてろくに練習せずに終わってしまうと思い、バイオリンの教室に通うことにした。

場所は最寄駅からバスで7分、アパートからは徒歩約25分。2つのバスが通っている場所のため、15分おきにバスが来るという比較的便利な場所にあり、しかも大人向けのレッスンも行っているという。

メールで問い合わせると、異様にハイテンションの返事が来て、体験レッスンもレッスン料がかかるけれど入学しなくても別にOKだからとのこと。早速お願いすると直ぐに1週間後のレッスンのアレンジをしてくれた。で、本日がその体験レッスンの日であった。

事前に先生の名前を教えてくれたのだが、姓は外人だが名前は日本人な気が・・・。期待していくと見た目は日本人。でも英語はネイティブのよう。うーん、と思ったら日本人の先生だった。どうやら私が初めての日本人の生徒らしい。初めは私は日本人だと体験レッスン申し込みの時に伝えたので日本人の先生を手配してくれたのかと思ったのだが、たまたま土曜の午前という指定にあう先生が日本人だっただけなようだ。

ちなみに、日本では最近大人のためのレッスンが流行っているが、受付のお兄ちゃん曰く、こちらでも子供よりは少ないが大人の生徒も結構いて、先週の日曜にはリサイタルを開いたそうだ。

レッスンが終わると申込書に記入してあっさり入学手続き終了。レッスンは受付のお兄ちゃんが全部管理しているので、何かあればそのお兄ちゃんに言えばいいらしい。休む時には24時間前に連絡してくれれば先生に伝えるのでとのことであった。先生が開いている時間であれば振り替えも可らしい。このあたりのシステムは学校によって違いそうだが結構便利だ。

しかも受付のお兄ちゃんは軽い感じではあるが、分かりやすい英語だし、私の英語も比較的理解してくれる。有難い限りである。(名刺をみたら、このお兄ちゃんもDr.でびっくり!)

今は1回30分だと44ドルだが秋学期から値上げするらしい。そうはいっても、日本と同じ位の値段なので、特段高い訳でもなく、むしろ先生はDr.らしいのでそういう意味では安いのかもしれない。

ちなみに、申し込みが終わると、子供が多いからか、学校のバックをプレゼントされた。使わなくてもいいけれどねとのことだった。デザインも質もそれほど悪くはないけれど、ちょっと恥ずかしいので、恐らくお蔵入りであろう。

International School of Music
http://www.ismw.org/index.html

2010年6月18日金曜日

アメリカの医療事情

今日は初めてアメリカのクリニックに行ってきた。大学のELSを取るのにPPD-Mantoux Testとやらを受けなければならないらしい。ネットで調べるとTB Testと同じようで、つまりツベルクリンの反応をチェックするものなようだ。

私たちの世代はBCGを接種しているため陽性になることが多いようで、その場合胸部X線写真を撮って結核か否かの判断を受けなければならないらしい。

このテストを免除される条件のうち、どこどこの国以外に6週間以上滞在したことがないというものがあるのだが、ここには日本が入っていないのだ!G7だし、先進国として認められている日本が含まれていないとは。何で同じような医療にしないのだろう・・・。

歩いて2~3分の距離にTB testをしてくれるクリニックがあることがわかった。しかもネットで予約可!BCG接種の人は陽性になることがあり、その場合別のテストがあるというコメントもHPに出ていたので、陽性とでても薬を処方されることもなさそうなので、早速申し込んだ。

16階と書いてあるのに、15階の上はペントハウスとなっている。ここ?と疑問に思いながら降りると部屋番号は確かに16階。Washington Travel Clinicという名前なのに、ドアの前には大勢のお医者さんの名前が書いてあるだけ。

とりあえずドアを開けて入ると受付があり、予約しているんだけれどというと、何しに来たの?と言われてTBテストを受けに来たと言ったら、先生がしばらくしたら来るから、ここに名前書いてと言われてその通りにした。

早めについたが、先生が現れたのは20分近く経った後。先生自ら個室に案内してくれる。が、非常に狭くがらんとした部屋。しかも奥の席に座らされる。何だか怖い。

大学がこのテストを受けるように言っていてといって紙を渡すと必要なのはこれだけ?と言われただけでその後名前と生年月日を聞かれ、只管パソコンに向かう先生。うーん。普通いろいろ書かされたりするけれど、口頭でそれだけ聞かれて終わりって・・・・。まあネットで予約している時に住所などは記載しているけれど。

その後バックからごそごそと注射器をだし、左腕を出してと言われてその通りにすると、アルコールで拭いてそのまま注射された。特別痛くはなかったが、日本なら、台の上に手を置いて、ゴムで縛って、握りこぶしを作って等いろいろするのにちょっとびっくり。

しかも、支払いはクレジット、デビット、キャッシュどれが?と言われ、いつもはしないキャッシュ払いにしたら、50ドルと言われ、その場で支払った。レシートはメールするという。次の診察は48時間後でないとダメなのかなと思ったが、先生は3つの場所で診察していて、この場所に次に来るのは火曜。さすがに96時間後ではだめかと思ったが、火曜の何時に来れる?と言われただけであった。時間が経てば腫れも収まり陰性となるかも?

何だかじゃあ、火曜にねといってそのままあっさり終了し、アメリカのクリニックっていい加減だなーと思った。個人診療の人のために場所を貸しているクリニックという感じなのであろうか?大きな病院ならもう少し違うのか気になるところである。

Washington Travel Clinic
http://www.washingtontravelclinic.com/index.htm

2010年6月17日木曜日

Sophisticated Lady at リンカーン劇場

地球の歩き方には治安が良くないのでタクシーで移動するようと書かれている北東U Streetにあるリンカーン劇場に行ってきた。開始が20:00なので終了時には真っ暗になるが、U St.駅の道を挟んだ向かいにあるとのことであり、ミュージカルなので人も大勢いるため、女一人とはいえ大丈夫だろうと見込んだものの、やはりちょっと不安であった。しかし別に地下鉄に乗っていても、チャイナタウンから急に乗っている人が変わるという風でもないし、歩いている人も別に他と変わらなかった。駅前だったからだろうか。

劇場は残念ながら撮影禁止。小さいながらも装飾の綺麗な風情のある劇場だった。これなら半額チケットの席でも舞台が結構良く見え、大満足である。

演目はデューク・エリントンのSophisticated Lady。今回も席への案内は非常に高齢の男女で少しびっくりしたが、その人が私に渡すのを忘れてもらえない?と頼んだパンフレットには出演者などの紹介や曲名一覧はあってもストーリーは全くなし。一体どんなミュージカルなの?と思って見ていると、特にストーリはなく、年代別に曲に合わせてダンスや歌が繰り広げられるといったものだった。

中でも凄いのはタップダンス!休憩後のタップを競う場面のタップは本当に素晴らしく、スタンディング・オベーションしている人もいた。

デューク・エリントンはここに住んでいたらしく、ただ劇場に来ただけだが、U Streetを満喫できた気分になれた。結構お勧めである。

リンカーン劇場
http://www.thelincolntheatre.org/index.cfm

2010年6月16日水曜日

アインシュタイン像


今日は国務省に行ったついでにリンカーン記念館に行ってきた。ついこの前テレビでフォレスト・ガンプを見たばかりなので、記念館前の貯水池(?)に感動。その後近くのベトナム戦争戦没者慰霊碑を見て、何となく悲しくなって涙ぐんでしまった。手に戦没者の名前を書いたメモを持っている人もいたりして、身近な出来事と感じることが出来たからかもしれない。

そのあと、地球の歩き方のページ下にひっそりかいてあるアインシュタイン像を身に行ってきた。近づくにつれ、大量の子供が何かによじ登ったりしている様子が見える。が、あまりに子供の数が多く、ブロンズの部分が殆ど見えない。もしやこれがアインシュタイン???全く見えない。ちょうどよじ登りやすい形なようだ。

このままずっとこの子達がいたらアインシュタインとご対面出来ずに終わってしまう!!と思ったら、さすがに他にも待っている人がいたせいか、どいてくれた。ようやくアインシュタインとご対面。かなりラブリーなアインシュタイン。子供に人気なのもよくわかる。とりあえず見れて良かったと大満足し、その後来た家族の写真までこちらから話しかけて撮ってあげるほどのご機嫌ぶりな私であった。

地球の歩き方といえば、その後コーコランギャラリーに行ったのだが、本には大人$6,学生$3と書いてあったのに、実際は大人$10、学生$8であった。学生証を持っていたので$3だし行ってみようかと思ったのに、倍以上したので、ちょっとだまされた気分。チケット売り場で物凄い勢いでツアーを勧められたので断れずに参加した。皆どう思うかなどいろいろ聞いてきて参加型のツアーでそれなりに面白かった。

でも、結構小さいし、この値段を払ってわざわざ見なくてもよいかもという感じだった。何せ近くに見切れないほどの素晴らしいコレクションを揃えた無料のナショナル・ギャラリーがあるのだから・・・

2010年6月15日火曜日

韓国における美容整形事情

韓国人の友達が昔の写真を見せてくれた。が、どう見ても本人には見えない。最近のすっぴんは本人そのもの。で、つい違う人じゃない?といったところ、顎は削ったけれどと言ってきた。何?削った???

そういえば、韓国では美容整形がポピュラーと聞いたことがある。彼女はとても可愛いが、なるほど、整形美人か。前の方が大人っぽい感じでそちらも美人なのだが、目もぱっちりしている気がする。これもプチ整形?でも聞けなかった。

日本でも実は結構多いのだろうか。私は直すところが多すぎてとてもできないが。

そのうち他の韓国人にもう少し美容整形について聞いてみたいと思う。

2010年6月14日月曜日

アメリカ歴史博物館

今日はアメリカ歴史博物館に行ってきた。ここは今まで何度素通りしてきたことか。今日はたまたま時間があまったので、急遽どこかに行こうと思い立ち、いつもなら素通りするのに足を止めてみたのであった。

いまひとつアメリカの歴史といわれてもピンとこなかったのだが、見てみるとこれが結構面白い。車の発明から発展についての展示のところには、車が出てくる映画のシーンをまとめたフィルムの上映がひっそりされていて、一人席に座って楽しむことができた。

また、アポロシアターに関する展示があり、有名人のグッズなども展示されている他、アポロシアターの歩みのビデオ上映もあったりして面白かった。

それと、ここには何故か楽器が展示されているコーナーがある。ストラヴィバリのバイオリンが2台、装飾がされていて、見るからに高そうだった。初めて間近で見て感動。

そのほか、映画でみたジュリア・チャイルドのキッチンコーナー。この人ってそんなに有名だったんだ―と改めて実感。映画でもここは映っていたが、その時はスミソニアンの博物館の中にあるとは全く知らなかった。

また、滅茶滅茶大きい星条旗のところには国歌の歌詞が書かれていて、子供たちが厳かに歌っているのを目撃しびっくりした。流石アメリカ人。日本ならあり得ないことだ。

どうも比較的メインでないものばかり見てしまっていたが、ファーストレディーのコーナーや大統領のコーナーなどもあり、そのあたりは観光客が大勢いたため、今回は諦めただけで見たくなかった訳ではない。次回空いている時期にゆっくり見たいと思う。

それにしても、ハイライトを書いた一枚紙に、カエルのカーミットが入っているのは一体何故なんだろう。他にも色々あるだろうに・・・。まあ、私も好きなんだけれど。

2010年6月13日日曜日

特攻野郎Aチーム

子供のころ大好きだった特攻野郎Aチーム。映画の予告を見てから楽しみにしていたが、実はアパート近くの映画館でやっていないだけで既にやっていることが分かり、急遽朝から見に行くことにした。

場所はCleveland駅近く。どうやらこの映画しか上映していないようだ。初めての場所でドキドキだったが、初め逆方向に行ってしまったものの、直ぐに気付きひき返したら本当に駅から近くて直ぐ分かった。

小さいながら2階席もあった。しかし、画面がカーブしているのが私的には気になる。今までで見た中では一番人がいた。といっても10人程度だが。

大好きなAチームだが、相変わらず何を言っているのか全然わからず。アクションなので昨日と同様何となくはわかるのだが、それだけでは悲しい・・・。コングだけテレビドラマの人と似ているほかは、やはり結構違う。でも昔から大好きはハンニバルは葉巻を吸ってカッコいいし、ドラマより渋さが加わったフェイスマンも素敵であった。

エンドスクリーンが終わった後、短いながらも特典映像が流れたので是非最後まで見ていただきたい。

2010年6月12日土曜日

プリンス・オブ・ペルシャ&レディー・ファースト

今日も眠気を振り切って、6ドルで見れる時間に映画を見に行ってきた。気になっていた「プリンス・オブ・ペルシア」である。今回はお父さんと子供というグループが2組に一人で見ている人が2人といった構成。まあ、いつもと同じ程度に人は少ないのであった。

映画は残念ながら再び話している言葉が分からない(涙)。アクションなので大まかなストーリーはわかるし、主人公のダスティン王子(ジェイク・ギレンホール)がカッコいいし、砂漠の映像は綺麗だし良かったと言えば良かったのだが・・・

時間を戻すことが出来る短剣を巡るストーリーでありながら、その短剣を有効に使っていなかったのがちょっと残念だが、ともかく強くてカッコ良いダスティン王子をぜひ見ていただきたい。

そうそう、映画が終わった後、私より前に立ちあがった家族連れ。私がドアのところに行くまで時間がかなりあったのに、男の子が扉を押さえてくれていた。こっちにきて、人によってレディー・ファーストしてくれる人とそうでいない人がいるので、男女平等だから?とも思っていたのだが、もしかしてこれまでは外人ばかりとあっていたのか、それとも子の子がたまたまちゃんと教育された子供だったのか?今度気をつけて観察してみたい。

2010年6月11日金曜日

Indique Heights

地下鉄の駅を出るといつも目につくインド料理の看板。平日は10.95ドルのバイキングとお値打ちな感じ。気になっていたがエスカレーターの上でどんな感じか見ることもないままだった。

今回友達と食事をすることとなり、どこでもいいというので初めて行ってきた。テラス席もあるが外の音がうるさいので中にしてもらった。1:00過ぎだがお客は数組しかいない。でもカレーは5種類位あるし、私は食べないがチキンやサラダ、フルーツとタピオカの入ったデザートもある!ホウレンソウや豆、ポテト、お魚の入ったカレーと殆どが肉のダメな私でもOKなカレーでびっくり。比較的マイルドな味だったがそれなりに美味しく、お店自体も落ち着いた感じで結構良かった。2:30で終了ということで最後はちょっと慌ただしかったが、11:30からやっているので早めに行ってのんびりした方が良いかも。

結構満足なランチであった。

Indique Heights
http://www.indiqueheights.com/

2010年6月10日木曜日

バイオリンのレンタル


恥ずかしながら数年前、三十路を目前にしてバイオリンを習い始めた。根拠なく才能があると確信していた私だが、習い始めてすぐ挫折という大きな壁に打ち当った。当初はグループレッスンで出来なくても、お上手お上手と先生におだてられているだけで全く上達せず。そして、大人になってこんな思いをするとは思わなかったと生徒達が口々にいう厳しい先生の個人レッスンを受けているにも関わらずその癖は未だに取れず。たまにやる気を出して練習してみるも、相変わらず自分の出す音に耐えられずに、そしてご近所迷惑になってはいかんということで、練習時間が短くなっていた。

しかし、ここでは平日夜遅くまで働いていた日本とは違い、時間は十分ある。部屋も広い。十分に練習できる環境だ。残念ながら、バイオリンは持ってくるだけのゆとりがなかったが(なにせスーツケース2個に、機内持ち込み1個という凄い荷物で渡米したのだ)、どうやらレンタルできるらしい。

ミュージック・スクールに問い合わせしたところ、自分のところではレンタルはしていないがということで、ベセスダにある楽器屋さんを紹介してくれた。

駅から5~10分ほどであろうか、ひたすら歩くと普通の民家のような建物であった。OPENと書いてあったので入って、バイオリンをレンタルしたいのだけれどというと、おじさんがこの建物じゃないから連れて行くよといって直ぐ隣にある倉庫のようなところに連れて行ってくれた。

受付にはお姉さんがいて、あなたは背が高いから4/4でと言ってきたが、大人で4/4でない人っているのか?といきなり信用できない気分になったが、こっちはど素人。言うがままである。

エコノミー(月額$15)とスタンダード(月額$25)で元値がエコノミーだとべらぼうに安いので、さすがにそれでは・・・と元値$700~800ドル程度のスタンダードを借りることにした月$5の保険にも加入。それでも月$30。これはかなり安いのではないか。日本だと絶対もっとする。きっと倍はするに違いない。

3か月分の支払いをし、その後は自動的に毎月登録したクレジットカードから引き落とされるとのこと。やめる時はいつでも可だそうだ。

ちなみに、ケースと弓と松ヤニはセットになっていたが、形あてだけは購入しなければならなかった。

家の近くの先生も2人連絡先を教えてくれて、何かあったら連絡してねといっていたのでサポートはちゃんとしているお店みたいである。

特に良くわからないのといきなり飛びこみで行ったので試しひき等もせず持ってきたバイオリンをそのまま借りたが、きっと事前に行っておけば対応も違ったに違いない。家でひいてみると自分の持っているのと大して変わらない気がしたので、とりあえず良しとしよう。

それにしても、英語は出来ないが、こちらがお金を払うときは比較的物事がスムーズに進んでいる気がする。やはりお金持ちに優しいアメリカであった。

Potter Violin
http://www.pottersviolins.com/index.php

アメリカのコンサート事情-Wolf Trap


ダレス空港近くにある国立公園内の劇場Wolf Trapで開催されたBackstreet Boysのコンサートに行ってきた。公演の2時間前から最寄駅であるWest Falls Church駅からシャトルバスが出ているので、車に乗らない私でも行ける。

駅改札をでると右と左に分かれるが、ちゃんと左側に向かうところに「Wolf Trap Seattle」と書いてあったので直ぐに分かった。しかし、階段を下りると沢山バス停が。表示を見て「H」乗り場とわかったが、間違えて左手に行ってしまったため、右手に行きなおした。

8時からの公演で6:30頃最寄駅に到着したが、それほど人がいない。バスは10分ほど待ったら来たが、最終的に座席半分位の人しかいなかった。10~15分ほどでWold Trapの入口に着くが、そこからがスムーズに進まない。何せ車社会のアメリカ、皆車で来るのである。芝生の上に駐車するといういかにもアメリカ的な場所であった。


劇場自体は木造で入口入ってすぐの芝生には既にシートをひいて寛いでいる人々が沢山いた。Goodsコーナーも人が並んでいる。まあ私はもうそんな年ではないので、さっさと座席に向かおうとするが、入口が閉ざされている。開園1時間過ぎているのに開けてくれないなんて!結局開園30分前になるまで入れなかった・・・。芝生席の人は席確保のため問題ないのに・・・。芝生席はいろいろ食べ物を持ち込んだりしてとても楽しそうである。かなり舞台からは遠いが。

座席の誘導の多くははかなり高齢のおじいちゃんおばあちゃんがやっている。私のように年配の人もいるが、半数は大学生くらいの若い女の子がお客なPOPアイドルのコンサートにおじいちゃんおばあちゃんがいるって何だか不思議だった。さすがアメリカである。

公演時間の8時になったら子供のダンサーが踊って、周りは一気に黄色い声をだしてエキサイト!バシバシ写真を撮りまくっている。まだ前座だからなのかと思いつつ私もとりあえず撮影。

20分弱で終了したが、その後待てど暮らせど当人達は出てこない。結局でてきたのは9時!絶対演出ではないと思うんですけれど~。お客さんもわかっているようで、遅れてくる人が沢山いた。なるほど、特にアリーナ席は空席が多いなあと思っていたが、始まるのに合わせて来たという訳か・・・

それにしても、コンサートが始まってもひたすら皆写真を撮っているのは何故?全然注意もされないし、当たり前のようだ。ケネディセンターでのオペラで写真を撮った人は注意されていたので、全部が全部写真可という訳ではなさそうだが、でも凄い。これなら録音してもビデオにとっても全然平気そうだ。こんな機会は滅多にないと、私もひたすら写真を撮りまくった。

ワシントンDCは危険と聞かされていたのに、既にオペラ鑑賞で夜遅くなった経験のある私。でも今回はそもそも電車の動いている時間に帰れるのか不安であった。当人達がいなくなってエンド・スクロールになったとたんにバス停に向かったが、人が集まるまでは出発せず、ようやく出発したと思ったら渋滞でWolf Trapの入口に到着するのに15分程かかった。その後駅までは10分ほどで着き、駅で地下鉄を待ったが、レッドラインにちゃんと乗り継げるのかという問題がある。

夜一人で駅でタクシーが拾えるのか?という不安を抱いていたため、夜11時過ぎにメトロに一人で乗っていても全く不安に感じずに済んだ。基本問題なく、レッドラインも私が乗った電車の次の電車もあるようだったが、反対へ向かう電車は途中でなくなっていたので、夜の講演を見るなら、夜遅くまでメトロが動いている週末にしようと思った。

先日まあ12時前にアパートに着けばそれほど危険もないよねと言っていたばかりなのに、今回家に着いたのは12:30過ぎていた。去年来ていた人は奥さんを一人で9時以降歩かせないと言っていたのだけれど、普通に地下鉄&大通りを歩いている分には問題ないようだ。

とはいえ、レッドラインでかなり怪しい人が何やら皆に話しかけていた。私はたまたま音楽を聞いていたのと奥の席に座っており通路側に男性が座っていたので全く問題なかったが、乗車するときには、女性やカップル、家族の席の近くに行くなど少し気をつけた方がよいかも?

2010年6月8日火曜日

犯罪と刑罰博物館


チャイナタウン駅の近くに犯罪と刑罰博物館があるというので出かけてきた。ワシントンにいると、無料の博物館が多いのだが、ここはなんと税込みで21.15ドル!他の場所にあれば高く感じないのかもしれないが、ここにいるとお金を取るだけでも高いのに!と思ってしまう。

展示自体はかなり面白い!植民地時代の刑罰から始まり海賊、ボニー&クラウドやアルカポネ等の有名な犯罪者についての展示に加え、ギロチンや電気椅子等の刑罰の道具、「Who did you see?」といった良く目撃者があの人が犯人ですってチェックするマジックミラーの部屋、嘘発見機など実際に体験できる面白い物、またガラスケースの中に入っているものの、ボタンを押すとライトが当たり指紋が浮かび上がるのを見ることが出来たりする展示もあった。

また、犯罪者や警察物の映画や本の紹介コーナーやどこが実際と違うか?みたいな解説もあったりして面白かった。

ビン・ラディン等の指名手配中の犯罪者の手配書やジョンベネちゃんの殺人事件などの「コールド・ケース」(未解決事件)の展示などもあって現在にちゃんとつながっていてただ面白いだけではなく、ちゃんと教育的な施設なんだなあと実感できた。

その他、ここでは、パトカーとガンのシミュレーションも体験できる。年甲斐もなく、やる?と聞かれたのでやると答えてやってみた。結果は悲惨なものだったが、それなりに楽しめた。

ワシントンにしては値段が高いが元は十分取れたと思う。時間がないとなかなか寄れないかもしれないが、肖像画美術館の近くなので、是非立ち寄っていただきたい。

National Museum of Crime and Punishment
http://www.crimemuseum.org/

2010年6月7日月曜日

アメリカ・インディアン博物館とインディアン・タコ

アメリカ・インディアン博物館、ここのカフェは人気だというので食べたかったが、11時過ぎにちゃんとサラダとコーンブレッドを家で食べてきてしまったので、とりあえず見学することにした。

ここの建物と庭園と池はとてもお洒落だが落ち着く感じである。建物の中に入ると吹き抜けの広い空間があり、その奥のエレベータで4階に上がる。そこから徐々に階段を下りて見学するのがルートらしい。4階には30分毎に上映されている映画があって、画面と画面の下と画面の上のドームが一体となってインディアンの生活等が映し出される。初めは感動していたものの、13分の上映にも関わらず寝てしまった。心地が良かったのであろう。

展示は様々な部族の様々な物が解説付きで展示されている。解説が英語の苦手な私には多すぎる位で、一つ一つじっくり見ると1日かかってしまいそうだ。ところどころに小さなモニターで解説映像が流れたりもしている。

ここはしょっちゅうガイドツアーをやっているようで、いきなり大きな声が聞こえてくるのでびっくりする。でも量も多いのでポイントを手短に解説してくれるツアーに参加した方が良いのかもしれない。その後自分でゆっくり見ればよいのだし。

と思いながら、お腹が空いていないにも関わらずカフェに向かった。カフェテリアでトレーを持って各カウンターで注文するのだが、私以外に客がいない。居心地が悪い思いをしながらくるくる一通りじーっとみた上で、結局良くわからないので地球の歩き方に書いてあったインディアン・タコ(タコス)を注文した。

何故かカウンターのおじさんが私を見て笑っている。なぜか聞くと、じーっとメニューを見ていたのがおもしろかったらしい。すいませんね、こっちは英語が良く読めないんですと心の中で呟きつつレジに向かうと、今度は私の向かったレジの隣のレジのお姉ちゃんが、それスパイシー?と聞いてくる。何でレジのお姉ちゃんに客が聞かれるんだと思っている間に、私のレジのお姉ちゃんが、これ美味しいのよ!と答えてくれた。とりあえず私も初めてなのでと答えると、美味しかったら教えてねと言われた。何だか今日は良く話しかけられる。よほど空いているのだろう。

インディアン・タコは柔らかい厚めのパンにタコがかかっていて殆ど辛くもなく普通であった。ひき肉が肉くさくて固いのはアメリカの肉といった感じ。そういえば、他のカウンターでバッファローの肉を出しているところがあったなー。あれはもっと固いのかなーとか思ったりした。ちなみに、デザートが普通に美味しそうでお茶をするにもよさそうだった。

ローン・レンジャー

今日はスミソニアンに行ってきた。学校が休みの期間でもなく平日であったので比較的空いていた気がした。

今日の目的は航空宇宙博物館のプラネタリウムとアメリカ・インディアン博物館のカフェである。まずプラネタリウムを目指す。2階にカウンターがあるがお客が全くいなく、カウンターの人にハローといっても何だお前?という感じで見られた。もしややっていないのかと思って、プラネタリウムを見たいんだけれど・・・といったら次は15分後だよと言ってきた。どうやらやっているようである。一人かと聞かれてそうだと言ったのに、その後また一人かと聞かれてそうだよ!といったら後ろに人がいたらしく、彼が連れかと思ってと言ってきた。その後「ローン・レンジャーだね。ナイス!」と言われた。出たぞ、ローン・レンジャー。

この単語、実は出張中に聞かされた。テキサスにいた時だった気がする。何だか他のメンバーもローン・レンジャーと言われたという話をしてはいたが、その時はへーとしか思っていなかったのに、まさか自分が言われるとは!まあ、こんなところに一人で来る人は少ないのだろう。基本家族か団体様といった場所なのであった。

上映が始まる時に2人チケットのもぎりをしていて、近いほうの先ほどのローン・レンジャーおじさんに渡したら、ちょうどもう一人の人も手を出してきていたので、おじさんが「僕たちは友達だから」とか言っていた。何だか初めと違って非常にテンションの高いおじさんであった。

ちなみにローン・レンジャー(The Lone Ranger)は西部劇のテレビドラマの主人公らしい。一人で悪者を倒すヒーローだそうな。

2010年6月6日日曜日

Sex and the City 2 at AMC Mazza Gallerie

先週はだらだら寝て過ごしていたが、頑張って早起きして映画を見に行った。何せ12時までは6ドルで見れるのだから、かなりのインセンティブになる。

映画館の入っているビルは日曜は12時からしかやっていない。なのにどうやって映画館に入るのか?と思ったらちゃんと入口は空いていた。だがしかし、地下から1階までのエスカレーターは動いていても、2階に上がるエレベータは止まっている。映画館は3階。さすがにエレベーターは動いていると思われるが、頑張ってエスカレーターを階段のように登った。

ようやくフロアに着くとチケット売り場からお姉さんが外に出てこようとしているところであったが、私を見たらちゃんとカウンターに戻ってくれた。ありがとう。っていうか日本では当たり前のことがこちらでは非常にありがたく思えてしまう。

今回のシートは前回と違い普通であったが、スクリーンは大きい。お客さんはと言えば私を除き最終的に6人であった。これで儲けは出ているのか?まだこの映画は始まってそんなに経っていないはずなんですけれど~。

映画自体は現実味がない格好をして歩きまわり、こんな格好でよく無事にアブダビで観光できたなーという感じであったが、衣装自体は素敵だし、アラブ諸国を旅行したくなった。ストーリーは全然ないのでファッションを楽しみたい人や、ドラマを見ていた人には良いが、まったく見たことがない人にはお勧めしない。相変わらずのキャリーの身勝手さが鼻についた映画だった。

2010年6月2日水曜日

フランス語のハムレット

せっかく安くオペラが見れるというので、ケネディセンターでハムレットをみた。50ドルの安い席ではあるものの、1階席だ。

オペラなんて全然知らない私だが、指揮者がドミンゴ(歌手なだけではなかったのね・・・)だというのできっと質は高かったのだろう。ハムレットなのにフランス語での上映。字幕が出ているが舞台の上にあるので首が痛い・・。でも字幕自体はわかりやすくて、あらすじも事前に配られていたし内容は良くわかった。

舞台は何故かデンマーク。全体的に暗い。まあ、内容も暗いので合っているのだろうが・・・。オフェーリアのソプラノは素晴らしく、最後の気が狂って死んでいくシーンは心が痛くなった。

オペラが終わってドミンゴが舞台挨拶に出てくるようだったが、一人で夜も10:30を過ぎていたのでさっさと帰ることにしたため見ることができなかった。まあ、舞台の始めと休憩後直ぐに挨拶していたので良いのだが。

こんな遅くに一人で外出したことはなかったが、特段問題なく帰宅できた。家に着いたのは11:30過ぎだったが。

それにしても、ワシントンDCは人種が様々にも関わらず、オペラの会場は白人で埋め尽くされていた。こんなところに貧乏くさいアジア人が一人で来ていたら、何だこいつ?という感じだったに違いない。チケットは誰でも買えるので人種差別ではないのだろうが、その前に無料で行われていたジャズのイベントはいろいろな人が来ていただけに異様な感じがした。

D.C. Jazz Festival

6月1日から13日までDDでJazz Festivalが開催されている。ちょうど昨日はケネディー・センターでのオペラ「ハムレット」を見る予定だったので、少し早めに出かけて無料のジャズコンサートを聴くことにした。

時間ギリギリになってしまったため、ちょうど立ち見といった状況。少しだけ早く来れば座れたのか・・・と思っていたら、パラパラ空席が見つかっていたようで、結局座ることができた。

ジャズのコンサートの割にあまり盛り上がりに欠けたが、多分ジャズが特別好きという人向けではない選曲だったからかと思われる。
1時間弱のイベントであったが、個人的には十分楽しむことが出来た。

こうしたイベントは、特にジャズフェスティバルだからというので行われていた訳ではなく、毎日6時からケネディセンターのMillennium Stageではイベントが開催されている。Foggy Bottom駅(オレンジ&ブルーライン)から無料のシャトルバスが出ているのでアクセスも便利だ。出口は一つでエスカレーターを上がって直ぐに赤いシャトルが待っているか、ちょうど出たところであれば乗り場の看板があるのでそこで待つと直ぐに次のシャトルがやってくる。

アメリカはサービスはどうかと思うことが多いが、こと文化にかけてはサービスは日本よりも進んでいると思う。どうしてなのだろうか・・・。

D.C. Jazz Festival
http://www.dcjazzfest.org/