私が今月通っている語学学校は次毎のセッションとなっている。初日は新しく入学してきた人のみでクラス分けテストと説明等で終わり、翌日から授業がスタートする。
どんな人がいるのかと思ったら、なんとブラジル人1人、アラブ人3人、タイ人3人、韓国人約30人に私といった異様な構成。韓国人は同じインターンシップ制度で来ている人らしい(ブラジル人はその後見ないので、多分この構成を見てやめてしまった模様)。
翌日クラス分けの結果を聞いて、自分のクラスに行くと、15人中半数が韓国人、残りがアラブ人、それに私という構成であった。韓国人は日本人同様英語ができる。なんでも会社に入るのはTOEIC900点以上必要だとか。他方、アラブ人はenvironmentもわからないというほど単語や文法を知らない。でもしゃべれるし文章も書けるのである。南米の人がそうだと聞いていたが、きっと同じ感じなのであろう。
あまりにレベルが違うので韓国人の子がクラスを変えてくれるよう頼んだら、会話力でクラス分けをしているのでダメと言われたらしい。
韓国人の御一行様は午後のクラスは取っていないので、午後はひとつ上のクラスとの合同クラスになるが、前から通っている韓国人1人、タイ人1人と私の他は皆アラブ人である。
アラビア語と韓国語に囲まれて孤独に暮らしており、一体私はどこの国に来たのかといった感じだ(日本人はどこにでもいると聞いていたのに、私の学校には私以外は誰もいない)。
アラブ人は遅刻は当たり前、授業中もいなくなる、私語ばかりしている、宿題はしてこない、テストにも関わらず先生に単語など聞くといった感じでとても馴染めない。母国では、弁護士だとかいう人もいるが、そう言われても、そんないい加減で?と人の国のことながら心配になってしまう。その点韓国人とは非常に似ている。韓国人の友達ができるという話を前から聞いてはおり、何で?とこの学校に来るまでは思っていたものの、今では非常に理解できる。
しかしながら、韓国人は午前中で授業も終わり、団体で来ていて皆寮に入っているので、残念ながら、なかなか学校外でも一緒に出かけようという感じにはならない(そもそもこちらも午後の授業に加え、その分の宿題も追加となり、また土曜は本業の仕事関係の用事があったりして、なかなか忙しい)。
授業の内容も会話力重視でクラス分けをしている割に、会話のクラスで文法を勉強したりして、先生の文法の説明も怪しかったりするので、授業料も他の倍以上したりすることを考えるとメリットがなく、もっと安くてもっとバラエティに富んだ構成の学校に来月からは移ろうと思う。
ちなみに、授業料の高いところにはアラブ人が多く、安いところは南米人が多いらしい。どっちもどっちではあるが、安い分まだましといえよう(何せ授業時間数が少ないとはいえ半額!)。
そうはいっても、それなりにお国柄の違いなど学ぶことはできたし、貴重な経験ができているともいえるので、今月はともかく休まず頑張ろうと思う。
ELS Language Centers/Washington, DC校
http://www.els.edu/contents/location_details.aspx?lid=WDC#els_general_tab
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