2010年4月28日水曜日

アメリカのアパート事情

私の部屋には洗濯機がない。置く場所自体がないので、購入もできないのだ。

どうやらこれはこちらではそれほど珍しくはなく、古いアパートは殆どこんな感じらしい。確かに「フレンズ」でもロスのアパートには洗濯機が設置されているが、レイチェルが住むアパートにはついていないので、コインランドリーに行くという話があった。

実際、洗濯物を入れてコインランドリーまで持ち運ぶ巨大な袋も売っていて、私も購入してみた。実際1週間に2度は洗濯しているので、それほど大きな袋はいらないのだが・・・。

ちなみに、私のアパートには各フロアに洗濯機と乾燥機が2台づつある。1フロアの部屋数が多いのだが、実際に行って使えなかったのは日曜だけである。ふさがっていた時はどうやら1人が2台の洗濯機を使って一度に大量に洗濯していたようだ。3回行って3回とも同じような状況だったので、こちら(といってもここのアパートは外人ばかり?)ではそれが普通なのであろう。

あらかじめカードを購入し、これにチャージするだけなので小銭もいらず便利なものである。こちらでは靴を洗濯機で洗ったりするし、終わっていれば勝手に洗濯機から出されるという話も聞いたが、私のところの洗濯機は一見綺麗であるし、時間を気にしてちゃんと取りに行っているので、自分的には特段支障はない。まあ、洗濯で25分、乾燥で45分かかるので自分の部屋についているに越したことはないが。

ちなみに、乾燥機は別に使いたくて使っているわけではない。こちらでは外に物を干してはいけないのである。下着は洗濯ネットに入れているせいか半乾きなので、日本から持ってきた物干しにかけて洗濯物を干せるハンガー?みたいなものをクローゼットにひっかけて干している。

アメリカでは外に干してはいけないことを知らなかった人は、自分のアパートだけダメと言われていると思い、不満に思っていたと言っていた。これは普通なのだ。

新しいアパートには洗濯機もちゃんとついていることが多いらしいが、どうやら作りがよろしくなく、ご近所様の音で悩まされることもしばしばだそうな。実際、来てすぐ泊ったゲストハウスでは、バタバタ歩く人なぞいないのに、まるでゴジラが歩いているような音がしていた。その点、私のアパートは築35年なので、天井も高く、作りはしっかりしているようだ。

こちらはなんでもかんでも音が大きい。生ごみ処理機と食器洗い機を使えばものすごい音がするし、自分で購入した掃除機(アマゾン売れ筋No.1)の音と言ったら凄まじいものである。

しかし、ご近所様の音で気になったのは、恐らく食器洗い機を使っている?という時と、シャワーを使っている?という時の排水の音位で、歩いている音などが聞こえてくるわけではなく、生活に支障はない。

日本でも音を気にして分譲賃貸に住んでいた私だが、音に関しては問題なく暮らせている。住む場所は十分なチェックが必要なようだ。

2010年4月27日火曜日

食べ物の値段

基本的に物の値段には疎い私。そんな私でも本日Whole Foodsでびっくりしたのが、もやしの値段。$1.79、1ドル90円だとしても161円。確かもやしって不景気だからと売れまくり、もやしの調理方法の本が売れてたと聞いたことがあったはず。

と思って、今西友のネットショップで値段をチェックしたら税込で28円。こちらは税抜価格でその額。しかも税率は高いんですけれどー。日本より物の値段が2~3倍と聞いていたのに、もやしに限って言えば、5倍以上!何で?もやしってどんな環境でも作れるのではなかったですか?気候に左右されないはずなのに・・・。

まあ、皆買わなければ必然的に値段は上がるのでしょうけれど、それにしても別に変な食べ物でもないんだし、アメリカのみなさん、もっともやしを食べましょう!

あともう一つ、私が高いなーと思ったのは、シーチキンの缶詰。基本は水煮らしく、オイル漬けのを見たら、確か2.99とかだったはず。かなりびっくりした記憶がある。

そもそも、こちらは食品の値段は高いのに質は悪い。日本は同じ値段出せば質の良いものが買えるのにこちらではなかなか売っていないようだ。日本が贅沢なのかと思いきや、ヨーロッパ人もそう言っているらしい(by語学学校の先生)。

何ででしょうねー。アメリカって食べ物は豊富というイメージだったのに。現実は厳しいとは良く言ったものである。

State ID

本日、なんとState IDが届いた。金曜に申請して、本日はまだ火曜である。

郵送で送られてくるとしか言っていなかったので、どれくらいかかるのかと心配していたが、まさかこんなに早いとは。私の受付をしてくれた人もとてもアメリカとは思えない素早い作業っぷりだったので、やろうと思えばできるではないか!と思ってしまった。

アメリカは車社会なので運転免許は欠かせない。そのようなものを発行する機関だから対応がやはり他とは違うのかもしれない。

先日初めてクレジットカードで買い物をしたら、身分証明書を見せるように言われた。そのお店で前に買い物をした時は言われなかったため、いつも持ち歩いていた国際免許証をたまたま家に置いてきてしまっていたので、どうしよう?という感じであったが、顔写真+名前があれば良かったようで、American UniversityのID(ELS Student用)でOKと言われ、事なきを得た。

でもこれがどこでも通じるかはわからない。やはり運転免許もしくはパスポート等公的機関の発行したものでなければダメと言われる可能性も高い。

国際免許は大きいので邪魔であったが、このIDならクレジットカードを入れているカードケースに入れて持ち歩ける。何だかアメリカに住んでいるんだと実感でき、ちょっと嬉しい。

2010年4月26日月曜日

無料の新聞

こちらでは朝よく駅などで新聞を配っている人を見かける。エグザミナーとか新聞の名前を言っているので当然売っているのかと思うとそうではない。無料で配っているのである。当初はわからず、置いてあるのを持っていく人を見かけ、ああ、あの人達は売っているのではなく、無料で新聞を配っていたんだとわかった。その後、語学学校でも、あれは売っていると間違う人もいるがただなので貰って読むように言われた。

電車の中では良くExpressのクロスワードをやっている人を見かける。クロスワードだけでなく「Sudoku」まで載っている。そもそも英語でもSudokuというのねとびっくりした。

もともとこちらでは新聞がとても安い。有名なWashington Postも1部50セントで、26週申し込むと1週間でたったの$1.35だそうな。こんなに安ければ頼んでも良いのだが、捨てるのが面倒なのと読み切れないで捨てるのは心が痛むので、とりあえずExpressで良しとしている。

ただ、金曜版はテレビの情報が出ているらしいし、日曜版にはクーポンが色々入っているので、それ目当てに日曜版だけ購入する家庭もあるとどこかに書いてあったので非常に心が動かされる。そのうちもしかしたら定期購読するかもしれないが、とりあえず来月は2週間強の出張があるのでその後考えることとしたい。

2010年4月24日土曜日

寄付活動 Part2

本日初めて本屋で本を購入した。タイ料理の本が$2.99と激安だったのである。こちらにきて日本で作っていたようなものを作るとはっきりいって美味しくない。で、せっかく手軽に手に入るエスニック料理を作った方が美味しいに違いないと前々から思っていたところ、この値段で飛びついてしまった。

カウンターに行くと、メールアドレスだけでカードが作れるからどう?と勧められ、じゃあと答えると、今度は画面を見せてきて、ここにメールアドレスをと言ってくる。画面だけ見せられても、どうやって入力するんだ?と不審な顔をしたところ、紙に書きたいならこちらにどうぞと紙とペンを出してきた。読みにくかったのようで確認しながらメールアドレスを入力してくれる。で、最後or.jpのところでorjpと入力されたため、ドットが必要というと隣にいた店員さんがJAPANとか言ってきたので、なんとなく和やかなムードになった。

そして会計となったら、子供のために本を寄付したくない?と聞かれ、カウンターの後ろに山ほど飾ってある本を指差してくる。なんだか断りづらくてOKというと、ちょっとびっくりしたみたいで、本当?みたいに聞かれた。やっぱりやめると英語で言えないので、Yesと答えると、どの本がいいかと聞いてくる。ああ、初めからNo, thank youというべきだった。せっかく習ったのに・・・

唯一わかった星の王子様を指名すると、その本が21.99ドルだそうで、税込で計23.31ドルとなった。当初予定の7倍以上の額である。せめてこの本は幾らとか書いておいてほしいものである(皆同額なのか・・・)。

でもここでは一応シールに名前を書かされて、この本に貼るからと言っていたので、一応ちゃんと子供たちのために役立つようだ。

貧乏な私にとって、これが最初で最後の寄付活動になるに違いない。

Borders
http://www.borders.com/online/store/Home

2010年4月23日金曜日

アメリカの美容院事情-AVEDA

こちらに来てしばらく悩んでいた問題。それは美容院である。私は年もとっているが、年齢以上に白髪が多い。しかも伸びるのが早い。普通の人の2カ月分が1カ月で伸びている気がする。

こちらに来る前々日に日本で美容院に行ってきたのでちょうど1カ月になるが、3週間でもう耐えられない位だ。普通の人でも3週間で染めるらしいが、私よりは目立たないに違いない。

こちらの美容院は高いは質は日本に劣るはであまり評判がよろしくないようだし、どうしようと日本にいるときから心配し、こちらで日本人に会った時に聞いてみた。1人はみんなそうしているように韓国人にお願いしているとのこと。もう一人は初めは韓国人にお願いしたがあまり変わらないので近くの美容院に行っているとのことだった。

私は日本でAVEDAのカラーをしており、あまり変なものを使いたくないのでAVEDAのお店をネットで探してみた。すると1駅先にある。でもここではExclusive Aveda Hair Colorというのは取り扱っていないと書いてある。これは一体何?という感じだが、カラーはAvedaではないという気がしたので、他に探してみるとGeorge townとRockvilleにある。しかもネットで予約ができる!RockvilleはSSNの申請に行ったのでわかりやすく、また地下鉄で行けるので、Rockvilleにしてみることにした。

で、オンラインでの予約だが、これまたよくわからない。Full Foil, Partial Foil,Touch-up Colorの3種類あるが、私はいつもカラーとしか言わないので、これが何の事だか予想もつかないのであった。で、日本語で検索してみると、どうやらFoilは凝ったカラーなようなので、Touch-up Colorというのにしてみた。担当者の名前が出てきて時間帯を選ぶことができるようになっているが、担当者はこの日は1人だけしかでていない。そんなに小さなお店なのか?アジア系の名前なので安心し、そのまま予約をした。

お店自体はすぐ場所が分かり、お店に入るとレジに人がいてその人にいうと調べてくれて奥に案内される。お客が2人いて奥にネイルをやっている人もいる。しばらく待つように言われ、1人終わると私の番である。何だかとても明るいアジア系の女性で、聞いてみると香港出身だそうだ。日本人の知り合いもいるし、この近くの日本食材店も今度メールで教えるととても親切な感じ。

カラーは、白髪が気になることと、今までスタイリストの人に任せていたことを伝えると、少し赤みの色が今の髪の色に一番近く、またアジア人に合うがいいか?と聞かれて少し不安に思いながらもOKした。カットもロングのままにしたいということだけ伝えると傷んでいるところをカットし、Asian cutをすると言われた。

カラーを塗る前にちゃんとクリームも付けてくれ、塗る刷毛が固くて若干痛さを感じる時もあったが、そんなにひどくもなく、シャンプーもお湯の温度は平気か聞いてくれ、顔に若干水がかかることはあったが、マッサージも一応してくれてびっくり。

カットも長さを整える時の鋏の動きはジョキジョキ揃えているだけだったが、その後、技術は???とはいえ一応量を減らしてくれていて、おおっ、Asian cut!と感動してしまった。

出来上がりは酷くはないという感じ。でもやはりロングのままにしておいた方がよさそうだ。

全般的にまあ許せる範囲で、値段は$160ドルとのこと。ネットでは土日は$160で今日予約した時は$150となっていたので税金かと思ったが後々レシートを確認したら、そのまま$160となっていたので間違えられたのかもしれないが。カードを渡すがチップのことを聞かれないので、どうすればいいか聞くと、チップは現金で目の前に置いてある封筒にいれろとのこと。まあ20%位の切りのよい$30ドルを入れて渡した。

担当してくれた人はその場にはいないし、金額も事前に分かっているのでチップも目途が立っていたので払いやすい。ちょっと離れているが、近くの美容院でなくとりあえず次回もここにいこうかと思った。

とはいえ、帰りに顔にカラーの滴らしきものを発見し(すぐ取れたが)、2万弱でこの内容と思うと、本当に日本のサービスは素晴らしいと本日もまたまた感じてしまった。

Jouvence Salons & Spas
http://www.jouvencesalons.com/

アメリカのお役所事情 Part2

本日は、語学学校がEventということであまり行っても仕方ないしと思っていたところ、昨日SSNが届いたため、MVAに行き、State ID Cardの申請をしてきた。

運転免許を取るわけではないので、Express Officeでも申請が可とHPに出ていたため、Shady Grove駅からバスで5分ほどの距離にあるWalnut Hill Mallの一角にあるOfficeに行くことにした。

今までバスは自分の駅に戻ってくる場合しか乗ったことがない。何故ならどこで降りて良いのかわからないからである。でも今回はそうもいかない。歩いて行ける距離ではあるが、Rockvilleよりさらに奥にある終点の駅だけあって、駅前は駐車場とバスのターミナルしかないのだ。ここからどっちにどのように歩いていけばよいのかわからない。そもそも歩いている人なんていやしない。

で、仕方なくバスに乗ることにした。Route 55に乗ればいいのはわかっていたが、ちょうどきたバスは59。でもいくつか乗り場がある中で一緒なので、これも確かそっち方面だったと思い、運転手さんに聞いてみると、このバスでOKとのこと。で乗車してみた。

バスには一応どこという表示はあるが、やはりよくわからず、ここかな?と思った時に運転手さんがここだと教えてくれた。事前に聞いておいて正解だった。

で、目の前にあるmallに行ってみるが、どこにMVAのオフィスがあるのか全く分からない。で、グルグルしたのちようやく発見。

mallはまだ開いていない店ばかりだったので人は見かけなかったのに、MVAの中には結構人がいる。番号をもらう機械で発券したが、結局申請書が見当たらず、どうするんだよーと思って周りを見回すと、一番奥にインフォメーションを発見。何で一番奥なんだ?と思い行くと、カードを出せとか言われたのでとりあえずSSNとパスポートと住所確認ができる書類を渡すと、パスポート(SSNも一緒にいれておいたのでそれも)だけ取られて、座って待つように言われた。

その後パスポートを返しにきてくれ、しばらく待っていたのだが、ここは2人のおばあちゃんがのんびりと作業をしていて、のどかな感じである。

でも沢山の人が待っているため、マネージャーのような人が出てきて、今2人がこちらに向かっているから、書類と受付番号をちゃんと準備して待つように言ってきた。おお。アメリカでもちゃんと作業を進めようという気持ちはあるのだと感動。

そうこうしていると新たに人が来て、なんだかいきなり処理のスピードが上がったようで、どんどん番号が呼ばれていく。40分程で私も番号を呼ばれ行くと、他の身分証明書は持っていないのか?グリーンカードはないのか?など言われたので、J1ビザを持っているだけといったら、J1ビザは何かと聞かれ、とりあえず答えると、移民局だかに確認するので待つように言われた。

が、インフォメーションの人が確認済みと言ってくれたので、すぐそのまま手続きを進めることができた。

アパートの契約書など持っているものをすべて渡すと、その中で2つピックアップしてスキャンしている。でも封筒の表にはどこからとは書いてない。中身も確認していなかったので、とりあえず封筒に住所が書いてあればよさそうだ。この人はPCの反応が遅いのか何度もクリックして、時間を気にしつつ凄いスピードで処理を進めていく。当然アジア系だ。

ブースにカメラもあり、そこで写真もすぐ取ってくれる(これは他の人がやっているのを見ていたのでわかった)。

途中臓器提供の意思はあるか?と聞かれ、これまた想像していなかった問ですぐにはわからず聞き返してしまった。

また、困った質問が身長と体重。私はこちらでも体重計はkg表示ができるのを購入したため、ポンドではわからない。身長も同じである。で、結局その人が見込みでこれくらい?みたいな感じで聞いてきて、それでいいよという感じになった。これが身分証明書に記載されるのであろうか?

その後入力内容と写真を確認して終了。

他の人はすぐに免許証をもらっているので私も待ってみるが、私より後の人がもらっているのに呼ばれない。何で?と思い聞いてみると、すぐには貰えず郵送されるとのこと。

他の人は更新か何かだったからなのね。すぐにもらえると思ったのに残念だが、とりあえず何とか申請ができたので良かった。

こんなに英語が分からず英語が喋れなくても何とかなるので、きっと1年暮らしても英語はしゃべれないままなんだろうなぁと少し心配になった。

MVA所在地
http://www.mva.maryland.gov/LOCATION/montgomerycounty.htm

2010年4月22日木曜日

アメリカの郵便事情

本日同じクラスの韓国人の子が韓国にいるお母さんが航空便を送ってくれたが、到着予定日をとっくに過ぎているのに届かないと文句を言ってきた。寮に入っているので寮の人に郵便局に昨日、一昨日と電話してもらったそうだ。それでもちゃんと届くのか怪しいものである。

私もどこかで郵便で送ると届かなかったり中身がなくなっていたりとトラブルがあると聞いていたので、日本から荷物を送る際には値段は多少高いのかもしれないが、ちゃんと国際宅急便を利用した。クロネコヤマトは素晴らしく、日本を出発した日から3日で届いた。予想以上の速さでびっくりだった。

それにしても、アメリカのサービスは先進国とは思えない上、チップまで取られるので不満はつきない。その点、日本のサービスは素晴らしい。韓国の子も日本や韓国のサービスは素晴らしいのに・・・と言っていた。日本と韓国はやはり似ているようである。

こんな怪しい郵便事情だが、2週間以内に送るといっていたSSNが本日、申請して1週間でちゃんと届いた。びっくりものである。

こちらでは大事なものも普通郵便で送ってくる。SSNもそうだし、クレジットカードや銀行のカードなども普通に送られてきた。

日本の郵便局はたまに新聞記事に出ることはあるが、そうしたものはちゃんと書留なりで送られてくるので途中紛失などの心配はない。こちらはタダでさえ怪しいのに普通郵便で送ってくるが、問題は起きたりしていないのであろうか。他人事ながら心配してしまう私であった。

2010年4月21日水曜日

SmarTrip



ワシントンDCにもちゃんとSuicaのようなカードがある。その名もSmarTripである。私は去年来ていた人から$5で買わないかと言われ、日本円で支払ったので500円で購入した。

こちらでも無くしても大丈夫という登録制度があるらしく、オンラインで申し込んでみたがその後まったく連絡がない。前の所有者が登録していたのかもしれないと思い、自分で別に買うことにした。オンラインでも買えるそうで見てみると、オバマの特別バージョンがある。普通より倍の値段。ということは、もしや日本では帰ってくるディポジット分と思っていた額はそうではないのでは?と調べてみると、やはりこれはカード代らしく返ってこないようだ。返ってこない使い古しのものを売りつけられたのかとちょっとびっくり。まあ、大変お世話になったし仕方ない。

$10ではあるが、自分の情報も登録できるしと思い、オバマバージョンのカードを注文してみた。これが数日前のことである。で、今日郵便受けに発送者情報が何も書かれていない封筒が入っており、訝しげにみてみたところ、SmarTripが入っていた。発送者を書くと途中で盗まれるかもしれないからなのだろうか。

記念品としてはオバマバージョンは嬉しいが、ちょっと地下鉄で使うのは恥ずかしい気もしてきたので、誰かのお土産にあげてしまおうかと、せっかく買ってきたにも関わらず悩んでいるところである。

寄付活動

今まで2回スーパーのレジで基金に寄付したくない?といったようなことを(恐らく)言われた。こちらは英語がよくわからないのに、ファンデーションとかレジでいわれても、そんなの買ってないよと思ってしまい、とりあえずよくわからないけれどNOと答えて、帰り道落ち着いて考えてみると寄付の話だったのかと気付く情けなさ。
普通レジで言われるのは、元気?とかプラスチックバッグいる?とか駐車場のチケットは?位のことだけなのでそれだけ何かわかればとりあえずこちらでも暮らせる。

それにしても、スーパーのレジで寄付できてしまうというのは凄い。それだけ奉仕精神が浸透しているということなのであろうか。

もし寄付したいといえば、いくらする?の言われるのであろうが、それまた幾らするのかよくわからないし、こちらは高い消費税払うだけで十分だよという気持ちがあるので失礼ではなくお断りできたらなあと思っていたところ、今日たまたまアメリカ文化の授業でボランティアの話が出たので、授業が終わった後先生にそう言われた時は何と言えばいいのか聞いてみた。答えは簡単で、No, thank you.でもいいし、It's OKでよいとのことであった。そうだよね、とりあえずありがとうをつければいいし、先生の感じだとOKの方が良さそうだった。今後言われた時はもうこれで大丈夫。安心してスーパーで買い物をしよう。

2010年4月20日火曜日

語学学校

私が今月通っている語学学校は次毎のセッションとなっている。初日は新しく入学してきた人のみでクラス分けテストと説明等で終わり、翌日から授業がスタートする。

どんな人がいるのかと思ったら、なんとブラジル人1人、アラブ人3人、タイ人3人、韓国人約30人に私といった異様な構成。韓国人は同じインターンシップ制度で来ている人らしい(ブラジル人はその後見ないので、多分この構成を見てやめてしまった模様)。

翌日クラス分けの結果を聞いて、自分のクラスに行くと、15人中半数が韓国人、残りがアラブ人、それに私という構成であった。韓国人は日本人同様英語ができる。なんでも会社に入るのはTOEIC900点以上必要だとか。他方、アラブ人はenvironmentもわからないというほど単語や文法を知らない。でもしゃべれるし文章も書けるのである。南米の人がそうだと聞いていたが、きっと同じ感じなのであろう。

あまりにレベルが違うので韓国人の子がクラスを変えてくれるよう頼んだら、会話力でクラス分けをしているのでダメと言われたらしい。

韓国人の御一行様は午後のクラスは取っていないので、午後はひとつ上のクラスとの合同クラスになるが、前から通っている韓国人1人、タイ人1人と私の他は皆アラブ人である。

アラビア語と韓国語に囲まれて孤独に暮らしており、一体私はどこの国に来たのかといった感じだ(日本人はどこにでもいると聞いていたのに、私の学校には私以外は誰もいない)。

アラブ人は遅刻は当たり前、授業中もいなくなる、私語ばかりしている、宿題はしてこない、テストにも関わらず先生に単語など聞くといった感じでとても馴染めない。母国では、弁護士だとかいう人もいるが、そう言われても、そんないい加減で?と人の国のことながら心配になってしまう。その点韓国人とは非常に似ている。韓国人の友達ができるという話を前から聞いてはおり、何で?とこの学校に来るまでは思っていたものの、今では非常に理解できる。

しかしながら、韓国人は午前中で授業も終わり、団体で来ていて皆寮に入っているので、残念ながら、なかなか学校外でも一緒に出かけようという感じにはならない(そもそもこちらも午後の授業に加え、その分の宿題も追加となり、また土曜は本業の仕事関係の用事があったりして、なかなか忙しい)。

授業の内容も会話力重視でクラス分けをしている割に、会話のクラスで文法を勉強したりして、先生の文法の説明も怪しかったりするので、授業料も他の倍以上したりすることを考えるとメリットがなく、もっと安くてもっとバラエティに富んだ構成の学校に来月からは移ろうと思う。

ちなみに、授業料の高いところにはアラブ人が多く、安いところは南米人が多いらしい。どっちもどっちではあるが、安い分まだましといえよう(何せ授業時間数が少ないとはいえ半額!)。

そうはいっても、それなりにお国柄の違いなど学ぶことはできたし、貴重な経験ができているともいえるので、今月はともかく休まず頑張ろうと思う。

ELS Language Centers/Washington, DC校
http://www.els.edu/contents/location_details.aspx?lid=WDC#els_general_tab

2010年4月19日月曜日

日本食レストラン in Tenleytown

通っている語学学校の近くに2件の日本食レストランがある。先日そのうちの1件に行き、餃子&ラーメンというメニューを注文した。こんなメニューがあるとは感動である。待っていると、ラー油と胡椒の瓶を持ってきてくれた。ラー油ちゃんとあるんだと感動して待つこと数分。

日本食レストランにも関わらず、どうやらタイ人らしきお店の人の一人が持ってきた餃子は、なんと揚げ餃子!焼き餃子を期待していたのでちょっとがっかりだったが、味は普通で、ちゃんと食べられる。

で、次は味噌ラーメンを食べてみる。具は多少違っているものの、見た目は確かに味噌ラーメン。味も日本の美味しくないラーメンといった感じで、一応ちゃんと味噌ラーメン。感動しつつ食べていたが、美味しくはないので結局少し残してしまった。日本では美味しいラーメン屋でしかラーメンを食べない贅沢者なので、いたしかたない。でもこのお店自体は気軽に来れる感じだし、また今度来ようと思えるお店であった。

で、本日、せっかくなのでもう1件のレストランに行ってみた。ザガットで★を取ったと入口にデカデカと書いてあるので、丼ものやうどんもあったが、せっかくなので王道のお寿司を注文した。

まず出てきたのはサラダ。日本人には不思議な感じはするがサラダ自体は普通だし、まあ良い。で次はレンゲ付きの味噌汁。レンゲいらないんですけれどー。でも、郷に入っては郷に従わねばと、レンゲを使って飲んでみる。レトルトのような感じではあるが、ちゃんと味噌汁だ。

で待つこと十数分。とうとう本命のお寿司が出てきた。日本では鉄火巻きなどが付いているが、こちらではカリフォルニアロール。でも握りは普通に美味しそうだ。山盛りのワサビが付いていたのでワサビ抜きかと思って食べてみるとちゃんとワサビも入っている。具も新鮮そうだし普通に厚さもある。穴子のタレも悪くない。お寿司はちゃんとしているのねと感動。

日本の食べ物は恋しいが、日本食が恋しいわけではない私だが、今日のお寿司は満足できるものであった。

ちなみにここの店員さんは韓国人っぽい感じだった。日本人は一体どこにいるのであろう。そういえば、語学学校のタイ人の子が従兄弟がSUSHI KOで働いていると言っていたなぁ。ワシントンDCではどこにいっても日本人に出会うと言われて来てみたが、まったく出会わない私の行動には問題があるのであろうか。


Yosaku Japanese Restaurant
http://www.yosakusushi.com/

Murasaki Restaurant
http://www.murasakidc.com/menu/

DCの地下鉄事情


本日、久々に約100段もの階段を登った。別に好き好んで登ったわけではない。当然仕方なくである。

DCの地下鉄は非常に暗く、目が痛くなる。電車内は暗くはないので、別にこちらの人が明るいところは苦手なわけではなかろうに。ホームで本など読もうものなら、確実に視力が落ちるに違いない。

また、DC内では(少なくとも私が利用した駅は)奥深くを走っているようで、エスカレーターが異様に長い。で、このエスカレーターが非常によく止まるのであった。お陰さまで、これまで下りは何度か止まっていても上りが止まっていたことはこれまで1度しかなかったが(短いエレベータは上りもしょっちゅう止まっている)、本日久々にいきなり上りが止まる場面に遭遇してしまったのであった。

止まった瞬間溜息が聞こえてきたし、私の2人前のおばさんは疲れ切って後ろの人に不満をもらしていたので、必ずしもみんな慣れて気にしないということでもないようだ。

エスカレーター以外でも地下鉄ではびっくりすることがある。何かというと、いきなり電車がサービスをストップしてしまうのである。日本では考えられないことだ。こちらにきて1カ月経っていないというのに、既に片手では数えられないほどその場面に遭遇している。乗っていた電車で、いきなり、次の駅で皆降りて次の電車に乗れとのアナウンスが流れるのであった。乗ろうとすると車内から皆出てきて、乗っちゃだめと注意されたこともある。

日本の地下鉄は本当に素晴らしい。時間にも正確だし。サービスの質の良さは日本は本当にピカイチだ。

ちなみに、この週末は調整か何かをしていたらしく、HPでは40分遅れを見越せとのアナウンスをしていたらしい。車社会でも仕方がないと思う今日この頃である。

2010年4月18日日曜日

アメリカの映画館事情

本日は朝早く起きて、こちらにきて初めて映画館に行ってきた。
最寄駅の上に映画館はちゃんとあるのだが、なかなか忙しく見に行く暇がない間に、日本にいる時から見たかった「Alice in Wonderland」はあいにく終わっていたので、一応歩いて行ける郊外の映画館にわざわざ出かけていったのである。

行ってきたのは最寄駅近くと同じAMCという系列の映画館だが、ここに限ったことではおそらくないと思うが、大人$10.75と通常料金も日本と比べると断然安い上、平日3:55までの料金は$8.75、土日の午前中の映画はなんとたったの$6!日本で普通に見たらその3倍、前売を買ったとしても倍以上取られるのだから、日本の映画事情はよろしくない。別にこちらの平均的な物価が安いわけではない。是非改善していただきたい点である。

こんな安い映画料金にも関わらず、ちゃんとポイントカードもあり、1回で2ポイント獲得、10ポイントでスモールサイズのポップコーンが、20ポイントでスモールサイズのドリンクがもらえるらしい。マックでスモールサイズのコーヒーを頼んだら普通に大きいコーヒーが出てきたので、おそらくスモールサイズといっても日本の普通サイズに違いない。がんばって通おうと決意した。

ネットでチケットを購入すると1ドル余計に取られるようなので、直接映画館に向かったが、ネットで買おうとした時に30分前にはつくようにと書いてあったので、一応ちゃんと30分以上前に行くと、予想通り閉まっている。30分前に行ってもまだ駄目。20分前でも同じ、15分前でも変わらず。もしや今日は突如休みになったのか?と思いながら5分前に行ってみると、さすがに今度は開いていた。

チケットブースは閉まっているので、無銭鑑賞?と思いながら入っていくと、一応売店の人としゃべっている人がいたので、チケットがほしいと言ったら、カウンターらしきところで売ってくれた。とりあえず無事見ることはできそうだと一安心。

もう既に近くの映画館では終了している映画であり、しかもこんな直前まで閉まっている位だから、たいして人はいないだろうとは思ったが、入ってみるとまたまた期待を裏切らず、人っ子一人いない。もしや6ドルで貸し切り?と期待したが、子供2人+両親が後から入ってきて、残念ながら貸し切りとはならなかった。

日本の映画館は最近とても椅子が座り心地が良くなっているが、こちらは前の席との間は狭くはないが椅子は堅い。でも安いし、アパートから近い映画館なら気軽に行けるので、ジョニー・デップのセリフは半分もわからなかったが、英語の勉強にもなるに違いないと勝手に良いように解釈し、なるべく多くの映画を見ようと思う。

2010年4月17日土曜日

Eco

消費大国だと思っていたアメリカ。しかしながら、意外にEcoを意識している。この辺を走っている車は、私のイメージしているような大きな車ではなく、日本で走っているのと同じサイズ。というか日本車ばかりである。これではトヨタがバッシングされても仕方ないと納得できる。

また、Ecoへの取り組みは日本よりもDCは進んでいる。買い物をすると、プラスチックバックがいるかと聞かれ、いると答えると課金されるのである。レシートには、「DC BAG TAX $0.20」と書かれている。ドイツなどでは何百円か取られるらしいので、それよりは全然安いが、アメリカで?とびっくりなのであった。自国では無料なため、少額とはいえお金を取られるのは嫌と思うのか、消費しまくりのお金持ちサウジアラビア人もプラスチックバックは貰わず自分のバックを持ち歩いていると言っていた。ちゃんと効果はあるようだ。

このようにEcoを意識させられるワシントンDCなのだが、私のアパートは光熱費込の家賃のため、どうも電気をつけっぱなしにしてしまう。これにはきちんと理由もある。それは何かというと、ここでは私はなんと静電気女なのである。電気をつける度に、静電気によりで感じたことがないような痛みを感じるのだ。パソコンのマウスですら私にとっては凶器である。そもそも日本ではほとんど静電気を発していなかった私なのに。

あまりの酷さに加湿器を購入し、これをつけっぱなしにしているところ、ようやく静電気との闘いに終止符を打つことができた。結局加湿器を使うことでEcoにはつながっていないのではあるが、とりあえず苦痛からは解放された。

それにしても今は春で、空調もつけていなくてもこの有様。冬は一体どうなってしまうのであろうか・・・

アメリカのお役所事情

昨日RockvilleにあるSSNのオフィスに行ってきた。

State IDを取得するのにSSNもしくはSSNが取得できない旨のレターが必要だからである。

一応国際免許証とパスポートとビザのコピーを持ち歩いているものの、今まで買い物をしてIDを出せと言われたことはない。これはまだアメリカでお酒を飲んだことがないからというのも一因であろう(スーパーでお酒を買おうとしている人は必ずIDを提示しろと言われている)。

SSNがもらえると、プレミオカードで作ったクレジットヒストリーを元に半年後位には他のクレジットカードが作れるらしいので、もらえるに越したことはない。しかしながら、同じスキームでアメリカに来ていて、同じ種類の書類(パスポートおよびDS-2019)を出したにも関わらずもらえたりもらえなかったりする人がいるので、アメリカには、日本でいうところのお役所仕事というものは存在しないとしか思えない。私が無事取得できるかどうかは神のみぞ知るといったところである。

平日だというのに、それなりに人はいる。また1人1人に時間がかかっている模様。結局受付後1時間以上待たされたのち、ようやく名前を呼ばれた。パスポートとDS-2019と申請書を出すと、係の若いお姉ちゃんがパソコンに向かって何やら入力し始める。

その後、受け入れ機関がとかペナルティがとか何だかよくわからないことを言っているが、別に何に使うわけでもないから関係ないやと思って適当にYesと返事をすると、今度は入力したものをプリントアウトして、合っているか確認するよう言われる。名前、住所、母親の名前などを確認し、合っていると答えると、また何やら入力して、再度ペナルティがなんちゃらかんちゃらといってきたので、これまた適当にYesと答えた。

すると、確認の紙がいるか聞かれ、引き続きYesと答えたら、申請を受け付けたので、2週間以内に届くといった内容の紙をくれた。必要書類はこの紙と一緒に返すと書いてあるので、どうやらこの後書類が足りないといわれることはなさそうだ。

それにしても、何でお役所にも関わらず、対応がこうも違うのであろうか。もらえた話を聞いてもらえなかった人が再度申請にいったら、運悪くも係の人が前回と同じおばちゃんで、受け入れ先のレターが必要と同じ事を言って受理してもらえなかったらしい。しかも、もらえた人の話をしたら逆切れされたとか。

まあ、申請書には就労ビザでない人はSSNは必要なく暮らせるから、欲しい場合は必要な理由を示せみたいなことが書いてあるので、おばちゃんの言うとおり、本来的には、受け入れ先のレターが必要なのかもしれない。私の係だった若いお姉ちゃんはJ1ビザ保持者にはには発行できるんだからいいんじゃない?位にしか考えていないのだろう。ありがとう。お姉ちゃん。