2010年12月19日日曜日

ODAを知らないアメリカ人

NY出張の際、有名らしい銀行系のエコノミストに自分の経歴を説明した時に、ODAといっても何?知らない。と言われた。で、その話を語学学校の先生にしたらやはり知らない。聞いたことがないとのこと。で、Language Exchangeをしている人(連邦政府職員)にしてもやはり知らないとのこと。ついでに日本語を勉強しているアメリカ人(プログラマー)に聞いてもやはり知らなかった。

アメリカってどんな国?一番お金出しているはずなんですけれど~。少なくとも数年前まではそうだったはずなんですが。

アメリカ人ってあまり外交問題に関心がないらしい。その割に他所の国に軍事介入しているのは何故?ワシントンDCと国民との間にかなり距離があるということなんだろうか。

日本のODAの広報が不足していると良く言われてきたが、アメリカに比べれば全然認知度高いよ!と思う私は多分間違っていないと思う。でも、国内の広報はしてなくても相手国での広報はちゃんとやっているのかも?もしそうだとしたら日本も相手国向けの広報に特化してもよいのかもしれない。

しかし、日本の場合予算審議でもODAが取り上げられるし、中々そうもいっていられない。ということは、アメリカの予算審議では話題になっていないということなのだろうか???それとも国民があまり議会には興味がないということなのだろうか?日本よりは政治活動が盛んな割に、そういう人はごく一部なのかもしれない。

補足:ワシントンや外交についてあまり興味がないからでは?といったアメリカ人もいたが、foreign aidというからでは?と反撃してきたアメリカ人がいた。日本人の英語はネイティブが使わない物を使うことがあるみたいにも言われたが、海外援助だと政府によるものでないからODAはより具体的な表現である意味専門用語的だと思うし、国際機関でも使っているはずなんですが・・・。

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