今回の出張でState Treasure Officeと州議会のOfficeを訪問したのだが、ともかくなんでもオープンなアメリカ。Treasure Officeでは金庫を見せてくれた。債券等の大金と亡くなった人で相続人が分からない資産のうち貴重なものをここで管理しているらしい。さすがに管理は厳重。人はあまりいないのだが、入り口の女の人が開けてくれないと金庫につながる部屋には入れない。2重ドアで片方が閉まらないともう一方が開かないのは大使館と同じシステム。ドアを通る人はもちろんカメラに録画されているが、金庫に通じる部屋で働いている人も録画されているとのこと。なんだか落ち着いて働けなさそう。
金庫に入るためには2人の人がロックを解除しなければならず、業務時間が終わると次の日の朝まで開かないようにタイマーでセットするらしい。金庫の扉は一応2つ。金庫内には入れるが、さすがに各通路には入れなかった。
別に私が特別に入れたわけではなく、子供たちなど普通にツアーを受け付けているよう。ただ、事前の登録が必要だし、IDの提示も求めているらしい。すぐ斜め前にあった金庫をこの建物に移す際には物凄い警戒態勢だったと教えてくれて当時の写真もあったが、なのにこうやって見せてくれるっていうのは凄い・・・。それだけ地震があるのだろうか。でも入り口の女の人も普通の女の人だし、案内してくれた人も別に普通のおじいちゃんとおじさん。こんな人達だけで建物の入り口に警備の人もいないってどういうことなのだろう???
州議会ももちろんオープンでこちらは博物館にもなっていてボランティアの人が解説してくれるらしい。さすがに今はセキュリティチェックを受けてから中に入るのだが、ここ数年のことらしい。トラックが突っ込んできた後からとのこと。ロカンダがあって、その左右奥の各階にはトイレがあるらしく、簡単にここを爆破できるのになんでセキュリティーチェックがなかったのかびっくりだと案内してくれた人も言っていた。
アメリカって本当に不思議な国だなとつくづく思った。
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