2011年2月17日木曜日

ジョージタウンの歴史的邸宅

前から気になりながら、夏は暑いと思って諦め、その後なんだかんだと忙しくて行く機会がなく、行ったら時間外だったりして見れかったジョージタウンの邸宅や庭。
何故か2月なのにセーター1枚でも暑い位の天気だったので、重い腰を上げて出かけてきた。

まずはダンバートンハウス。学生証を見せると無料である。受付にはおじいちゃんとおばあちゃんがいて、ツアーを希望するかきかれたが、一人で対応するのは辛いので、自分で見たいと言って丁重にお断り。でもここにはこんなのがあって・・・等の解説もしてくれ、何度か質問あるか?と聞かれたりして、お客が少ないのでとても気を使ってくれた。ただ、これまで色々なところで見た部屋と同じ感じで、まあわざわざ遠くまで行かなくてもここで見れたのねという位の感想。


次にチュダ―・プレイス。こちらは8ドルの入場料を払うと邸宅内のツアーとそのあと自由に庭の見学が出来る。前に子供の団体のツアーが始まっていたが、私は1人。ここもおばあちゃんが解説してくれた。ここはジョージ・ワシントンの孫娘さんとその子孫が住んでいて、その後基金に寄贈したという家なので、今まで見た中で一番物がたくさん展示されていた。普通は誰かに売ってしまったりして、その後買い戻したりするそうで中々物が揃わないらしい。ジョージワシントンゆかりの物も結構あるので、アメリカ人にはかなり人気なのではないか?と思った。でも、入り口の看板には「ようこそ」との日本語も書いてあるのに、残念ながら地球の歩き方には出ていない。結構お勧めの場所だと思う。残念ながら庭の花は枯れていた。後数週間後ならとのことであった。でも木の葉がない分緩やかな坂の上に立っているので眺めは良かった。


で、最後にダンバートン・オークスと庭園。ともかく庭が広い。が、こちらも残念ながら今の時期は何もなし。そのため入場料も無料である。小さな温室があり、たまたま庭であったおじいちゃんが花等の解説を簡単にしてくれて、その後庭を一旦出て別の入口から入る博物館にも連れて行ってくれた。なんでもここはハーバード大学の博物館だそうだ。ビザンチンとプレ・コロンビアのコレクションが所蔵されている。マヤ、インカ、アステカ等の他、聞いたことのない都市のコレクションを一生懸命おじいちゃんが説明してくれて、それほど数は多くはないが、ゆったりした空間に展示されていて、結構面白かった。ちなみに博物館も無料である。

2011年2月11日金曜日

The Cripple of Inishmaan

久しぶりに舞台を見に行った。半額チケットのTICKETPLACEでケネディセンターでやっている舞台を取り扱っていて、アカデミー賞受賞者のマーティン・マクドナー脚本、トニー賞受賞者のギャリー・ハインズ演出と書いてあったので、きっと面白いのだろうと良くわからないのにチケットを購入。

で、行ってみると、まず座席が1階の前側と後ろ側の通路に椅子を置いた場所。椅子の座り心地は結構良く、足も広くて伸ばせるのだが、隣の人は椅子をのけて車いすで観劇、左の人も足が悪く耳も悪いようで、何だか特別の人が座らせてもらえる席といった感じ。まあ、そうはいってもちゃんとチケットを持っているのだしと、それほど気にはならなかったのだが。

この話、そもそもタイトルのCrippleって手足の不自由な人のことで、そんな彼は見た目が悪いと言われたり、馬鹿にされたりと、何だかこの席だと余計に辛い感じ。でも車いすの人も他の人同様馬鹿うけしていたので気にするほどのことではないのかもしれないが、こんな風に身障者の人を馬鹿にして今のご時世良いのだろうか?日本なら大問題では?と思った。

彼らが喋る英語はアイルランドの人の喋る英語なようで、聞き取れないし、独特の単語を使ったりもしているよう。字幕が出ていたのは、身障者向けなのか、聞き取れないからなのか分からなかったが・・・。

何だかアイルランド人を凄く馬鹿にして笑っているのも理解できなかったし、結局休憩の間に帰ってきてしまった。アメリカの文化を良く知っていてアイルランドの英語も分かる人なら楽しめる舞台なのだろうか・・・。アメリカ英語ですら分からない私には、残念ながらちょっとハードルが高すぎた。

2011年1月16日日曜日

自分の意に沿わないときの対処法

アメリカでは人によって言うことが違う。お役所仕事ですらそうなのだ。サービスの質が均一でなく、当たり外れが異様に大きい。

人によって言うことが違うのでイライラさせられることばかりだが、今回それも悪くもないのかもと感じた。

アパートの退去2ヶ月前までに退去の告知をする必要があったのだが、契約したオフィスにいた人に話をしたところ、雇用主の要請で退去する旨のレターを出せとのこと。そんな話聞いたことがなかったが、それがないと退去後も請求が言ったりするのでといわれたので、取りあえず引き下がって同じアパートに住んでいる日本人に聞くことにした。

すると別に何も言われず、申請の用紙を渡されてそれに記入して終了だったのこと。何かあると他の人達は権限があって事情を良く知っている人を選んで頼んだり聞いたりしているらしい。

私は別に用事もなく、フロントにいる人に何か言えば解決していたのでその人と接触することはなかったのだが、やはり彼らは正しいのかもしれない。

今回は用紙があることを知っていたので、フロントにいた人に聞いてみると、そうそう、これに書いてといってあっさり終わってしまった。

何か言われてそれはちょっと・・・と思ったらいったん引き下がって、他の人にまた聞いてみる。これがアメリカでは大事なことなのであった。

DCのチョコレート事情

バレンタインの時期が迫ると気になるのがチョコレート。もちろん自分用に何を買おうか悩むのである。

こちらにきて、本当に日本はチョコレート天国だなあと感じる。モールでよく見かけるゴディバ以外にチョコレート専門店を探そうと思うとなかなか気軽には見つけられない。

何故か雑貨屋の入り口左手にあるレオニダス。一体いつ売れたのかと思って買っていなかったが、どうしても甘すぎないチョコが食べたくてとうとう手を出してしまった。普通に美味しくて感動。

その話をこちらに住んでいる日本人の人にしたら、うちの近くにあるニーマンマーカスの地下にあるチョコレート屋さんは美味しくてよく買って食べているとのこと。どれがお勧めか店員さんに聞いたがどれも美味しいとの答えだったのでアソートボックスを買ってみた。

が、どれを食べても甘い。甘すぎる・・・。こんなの食べてはいられない。日本人だからといって信用した私が馬鹿であった。

デュポンサークルの近くにあるチョコレート屋さんはいろいろな輸入チョコを取り寄せていて食べたら普通に美味しかったという話を聞いたので、凝りもせずそちらにもいつか行きたいと思うが、NYで試食したメゾン・ド・ショコラ、やっぱり美味しかった。NYなら普通に食べられるものが売っているんだよねとつくづく羨ましくなった。

2011年1月2日日曜日

出国手続き

アメリカに来てから国内線は何度も乗っているが、あいにく国際線は乗ったことがない。しかし、国内線も国際線も同じターミナルだった気がして、一体出国手続きはどうするのかと思っていたのだが。普通に国内線に乗る手続きと同じことをして進んでいくとやはり出国カウンターはなく、そのまま普通に何もせず飛行機に乗れてしまった。

私はビザをとってきているので、I-94という出入国カードを書いてアメリカに入国しているのだが、出国時に取られるはずのI-94はそのままついたまま。ニューヨークからカナダ側のナイヤガラに行くツアーに参加した時も特に取られなかったのでOKなのかなと思っていたが、念のため、帰国のフライトで客室乗務員が税関申請書とともにI-94を配っていた時に、出国時に特に何もなくついたままなんだけれど、もう一度書く必要あり?と聞いてみた。すると、私は分からないので一応持って置いてと言われて新しいI-94を渡され、一抹の不安を覚えた。なにしろ乗り継ぎ時間は1時間半。空港で無駄にしている時間は全くないのである。

近くのカウンターで入国手続きをしていた若いカップルはトラぶっていたようで、日本語の通訳を呼ぶアナウンスが聞こえてきた。私ももしや必要かと思いながら、パスポートとDSのみ出すと、パスポートについていたI-94を見て、これは出国時に出さないといけないんだよとのこと。でも自分がちゃんとやっておくから、新しいI-94出してと言われ、ほっとした。とりあえずひたすら愛想よくし、Thank youといいまくったせいか、結婚して姓が変わった妹と一緒で家族かと聞かれ、妹は結婚して姓が違うと自虐的発言をし、次はあなたの番だよと憐れませたせいなのか、とても良いムードで無事手続きを済ませることができた。

メキシコを出る時は、オンラインチェックインが出来なかったので、チェックインカウンターで発券手続きをしたのだが、その際出入国カードを回収してやはり出国手続きというのは別途なかった。アメリカから出る時はオンラインチェックインにして荷物も機内持ち込みにしたためカウンターで質問をしたがパスポートを提示する話にならなかったから良くわからないのだが、本来はそこで回収されるのかもしれない。

でも今時オンラインチェックインする人が殆どだと思われるし、飛行機に乗る時にパスポートの写真のページ以外もパラパラ見ていたので、そこで気付いて取っているのかもしれない。でもかなりいい加減なアメリカなので、入国時に回収して再度再入国手続きをするケースも多そうだと思った。

ちなみにデルタのハブであるアトランタ空港はとても大きな空港で、1時間半の乗り継ぎのためダッシュで向かったのだが、結局前の飛行機が遅れていたため、その影響で私達のフライトも1時間遅れとなり全く急ぐ必要がなかった。しかしいつも不思議に思うのだが、遅れたフライトの飛行時間は何故いつも予定されていた時間より大幅に短縮されるのだろうか。やる気になれば早く着くと言うことか、空港が混みあっているので迂回していたのをする必要がなくなって早く着けるということなのか、いつも気になっている。今度誰かに聞いてみたい。

オーバーブッキング

クリスマスの日にカンクンへ行ってきた。数ヶ月前に予約したのだが、予約した後座席指定しようとしたところ、エコノミー席の残席が1席のみ。プレミアム会員用の特別席が数席残っていたので何とかなるだろうと思い、2人だったので結局残りの1席も指定せずそのまま毎日空席が出ないかチェックして暮らしていた。

残念ながら結局空席は出ず、オンラインチェックインは出来たものの、搭乗ゲートで席が指定されますとの記載がされている。空港のチェックインカウンターで聞いてみてもやはり搭乗ゲートでといわれてしまった。

ゲートに行くとまだ係員の人はいなかったので来るのを待ち、ようやく来たので聞いてみると、名前を呼ぶからそれまで待つようにとのこと。

だんだん人も集まり、カウンターで物を尋ねているようだが、そこでチケットをもらっている気配あり。しかし、名前を呼ばれる人も出始めたのでひたすら待っていた。

そのうち皆飛行機に乗り込み出し、このフライトはオーバーブッキングなので、他のフライトにしてくれる人には400ドル支払いますとのアナウンスが流れ始めた。

これはもしや乗れない?と思いながら待つと、そのうち金額が600ドルまで釣り上った。今回のフライト(約400ドル)+ホテル代で1人700ドルちょっとなことを考えたら心が動く金額である。

とりあえず残りの人も少なく、殆ど人が乗り込んでもう終了モードになってきたのでカウンターに近づくと、預けた荷物を下ろすからタグを渡せと言われている人達がいた。私達は他のフライトに振り替えられる可能性があるのと、帰りの乗り継ぎも1時間半しかないことから機内持ち込みできるサイズに荷物を絞っていたため関係なかったので、とりあえず名前を伝える必要あり?と聞いてみた。

すると、すぐ用意するとのこと。そのおじさんは、初めに聞いたおじさんに、この子達は1番なんだからと文句を言っていたので、どうやらミスで待たされていたようだ。3席しか残っていないとその前に言っているのが聞こえてきたので、ギリギリである。席は離れてしまったがとりあえず乗れてほっとした。

他の人は家族連れだったので、乗り込んだのは私達が最後。積み込んだ荷物を下ろすのに時間がかかって、ひたすら機内で待つことになったが、行けない人のことを考えれば全然問題なしだ。

残っていた家族は2組だったが、両方とも子供連れ。しかも1組はベビーカーを預けており、かなり小さな子供がいたようだ。せっかくのクリスマスに散々な目にあって本当に可哀想だった。

今後は、飛行機の予約をするときは、購入する前に座席指定できるかどうか絶対確認しなければ!とつくづく思った。