せっかく天気が良いので、退役軍人の日のリベンジということで懲りずにアーリントン墓地に行ってきた。平日なのに結構人がいてちょっとびっくり。
まず無名戦士の墓の前の衛兵の交代式を見学。同じ背丈の衛兵さんが24時間警護しているらしいが、見た目で選ばれたにしては辛い仕事だよな~とかちょっと思ってしまった。一応式の間は全員立たされて静かに見学するように言われるが写真は撮り放題。あまり敬意を示しているとも思えない見学の仕方な気がしたが、立たせるのが精いっぱいの要求なのかもしれない。
無名戦士の墓の手前にある退役軍人の日に行われたイベント会場のちょうど反対側には、スペースシャトルで命を落とした人の記念碑があった。
そこからアーリントンハウスに向かったが、残念ながら見学は出来るものの中は空。家具の修復をしているそうで2年間はこの状態だとのこと。写真は一応飾ってあるし、パンフレットもあるし、写真も撮り放題だし、質問があったらしてねといってくれるが、ちょっとねって感じだった。この家は丘の上にあって見晴らしはとても良い。こんな場所に住んでいたロバート・リー将軍はよほどの権力者だったのだろう。
その下にはJ.F.ケネディとジャッキーの墓があった。ジャッキーはオナシスと再婚したのにケネディの隣に埋葬されているっていうのはちょっと不思議な感じがした。後ろには永遠の炎というらしい火が灯されていた。直ぐ近くには弟のロバート・ケネディの墓があった。これまたベストポジションであり、ケネディ兄弟のアメリカでの位置づけが良くわかる。
ご近所のおばあちゃんにアーリントン墓地に行ってきたんだよというと、いい場所でしょ。でもこの辺の人は皆いかないのよね。私もずっとこの辺に住んでいるけれど大人になってからは行ったことがないのといっていた。Language Exchangeをしているアメリカ人に尋ねたらやはり行ったことがないそうだ。ケネディセンターの舞台で隣の席だったオクラホマからきたおばちゃんもいい場所よねといいながら、行ったことがないといっていたし、墓地で話しかけてきたおじいちゃんはベトナム戦争の時に立川に行ったことがあるといっていたので、やはり軍関係の人でないと行かない場所なのかもしれない。
墓地なのに明るい雰囲気で皆バシバシ写真を撮っている様子は日本人的には不思議な感じもあるが、これだけの人が戦争で亡くなったと考えると心が痛んだ。何で軍事行動はなくならないのだろうか・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿