2010年11月22日月曜日

調理器具屋さんでの料理教室


こちらにきても、イベントと縁がなく暮らしているので、せめて今回は気分だけでも味わおうかとサンクスギビングデザートとやらを作る料理教室のコースに参加してきた。

時間にならないと教室に入れないのにびっくりしたが、こじんまりした場所でアットホームな雰囲気。デモンストレーションとレシピを見ながら各テーブル毎に作るという内容だったが、何故か途中でサイレンがなって外に避難させられる羽目になった。救急車がやってきて確認したらすぐに戻ってOKとのことだったので、間違いだったようだ。

器具は全部用意されているのでやることは混ぜたり生地をのばしたり簡単なこと。そもそも先生もなんでもいっぺんに入れてブレンダーで混ぜて終わりだから簡単でしょーといっていたし。日本でフランス人のお菓子屋を営んでいる先生からお菓子作りを1年ばかり習ったことがあるのだが、ちゃんとこだわった材料を使っていたな―と今更ながら思った。

出来上がったお菓子はその場で食べて、残った分はお持ち帰り。それなりに楽しめたし、また何かの機会に参加してみようかなーと思った。

ちなみに同じテーブルのご夫婦は奥さんは普通なのに、旦那さんは器用で彼女の失敗を全部フォローしていて、しかも見た目も良くて、非常に羨ましくなってしまった。結構アメリカの旦那様は器用で料理したりするのかなあと思ったけれど、何となく聞けずに終わってしまったのがちょっと残念であった。

2010年11月14日日曜日

アーリントン墓地とアメリカ人


せっかく天気が良いので、退役軍人の日のリベンジということで懲りずにアーリントン墓地に行ってきた。平日なのに結構人がいてちょっとびっくり。

まず無名戦士の墓の前の衛兵の交代式を見学。同じ背丈の衛兵さんが24時間警護しているらしいが、見た目で選ばれたにしては辛い仕事だよな~とかちょっと思ってしまった。一応式の間は全員立たされて静かに見学するように言われるが写真は撮り放題。あまり敬意を示しているとも思えない見学の仕方な気がしたが、立たせるのが精いっぱいの要求なのかもしれない。

無名戦士の墓の手前にある退役軍人の日に行われたイベント会場のちょうど反対側には、スペースシャトルで命を落とした人の記念碑があった。


そこからアーリントンハウスに向かったが、残念ながら見学は出来るものの中は空。家具の修復をしているそうで2年間はこの状態だとのこと。写真は一応飾ってあるし、パンフレットもあるし、写真も撮り放題だし、質問があったらしてねといってくれるが、ちょっとねって感じだった。この家は丘の上にあって見晴らしはとても良い。こんな場所に住んでいたロバート・リー将軍はよほどの権力者だったのだろう。


その下にはJ.F.ケネディとジャッキーの墓があった。ジャッキーはオナシスと再婚したのにケネディの隣に埋葬されているっていうのはちょっと不思議な感じがした。後ろには永遠の炎というらしい火が灯されていた。直ぐ近くには弟のロバート・ケネディの墓があった。これまたベストポジションであり、ケネディ兄弟のアメリカでの位置づけが良くわかる。


ご近所のおばあちゃんにアーリントン墓地に行ってきたんだよというと、いい場所でしょ。でもこの辺の人は皆いかないのよね。私もずっとこの辺に住んでいるけれど大人になってからは行ったことがないのといっていた。Language Exchangeをしているアメリカ人に尋ねたらやはり行ったことがないそうだ。ケネディセンターの舞台で隣の席だったオクラホマからきたおばちゃんもいい場所よねといいながら、行ったことがないといっていたし、墓地で話しかけてきたおじいちゃんはベトナム戦争の時に立川に行ったことがあるといっていたので、やはり軍関係の人でないと行かない場所なのかもしれない。

墓地なのに明るい雰囲気で皆バシバシ写真を撮っている様子は日本人的には不思議な感じもあるが、これだけの人が戦争で亡くなったと考えると心が痛んだ。何で軍事行動はなくならないのだろうか・・・。

2010年11月11日木曜日

退役軍人の日とアーリントン墓地


今日は退役軍人の日だそうな。でも、バイオリン教室も普通にやっているし、バスやメトロの運行も平日ダイヤ。一応祝日らしいのだが。

で、昨日今日と天気が良いので外を歩く観光をせねばと思い、アーリントン墓地に行ってきた。地下鉄の駅を出るとハーレーみたいな大きなバイクとそのバイクの持ち主らしき皮ジャンの体格のよい年配のおじさんが国旗とプラカードを持って集っていた。ちょっと祝日っぽい感じである。

インフォメーションで地図をもらい、ツアーモービルのチケットを買おうとしたら今日は無料だとのこと。ラッキーと思い、早速バスに乗り込むが、数メートル動いた後は、まったくこれが進まない。どうやら副大統領が来るというので警備が厳しくなっているらしい。しかも終いには結局このバスは出発地点に戻りますと言われてしまった。戻るにも何せ車が全然動かないので、どれくらいかかるのか分からない。ここで降ろしてくれという人がでてきたため、初めは難色を示していたものの、結局降りても良いことになった。

地下鉄の駅はどこだとか言っていた人もいたので、結局今日の観光を断念したのだろう。とりあえずイベント会場でないところならと思ってそちらの道に向かったものの、副大統領が通るので通行止めだとのこと。目の前を車が何台も通過する様子も見れたが、結局1時半ぐらいまでどこも閉鎖と言われたので、近くにあった女性軍部従事者記念碑とやらだけ見て、諦めて出なおすことにした。

この記念碑というか建物内の展示はポツポツと飾ってあるだけだが、小さなテレビが3つほど置いてあって、それぞれビデオが流れている。1つだけみたが、女性がどんなふうに軍隊に従事してきたかが分かるもので面白かった。

今日はとことんついていなかったようで、アーリントンから海兵隊戦争記念碑に向かう途中、鐘の音が聞こえたのでそちらに向かうと後少しというところで終わってしまった。オランダの鐘らしい。まあ、そのあたりは開けていてワシントン記念塔等も遠くに見え、紅葉も美しく秋を味わうことができたのだが。


それにしても海兵隊戦争記念碑。思った以上に大きくびっくりした。リンカーン像よりはもちろん全然小さいが・・・。

アレキサンドリア

Language Exchangeのために一度行ったことがあったアレキサンドリア。でも駅近くのスタバに行っただけだったので全く見ておらず。大分寒くなってきたものの今日は天気が良いとのことだったので重い腰を上げて見学してきた。

いわゆる観光地のオールドタウンは駅からちょっと離れているので駅前から出ている無料のトローリーで向かう。毎時の10分、30分、50分に出発しているらしいが、こんな時期の平日昼間でも観光客でない人も乗っているが、それなりに観光客ですという感じの人も乗っていた。

終点まで行くとポトマック川のハーバーに出て、ベンチでくつろいだりしている人もいた。今日はちょうど気候も良かったし、少しのんびりしただけでゆったりした気持ちになれた。

その後地球の歩き方に出ていたフィッシュマーケットというお店でランチ。せっかくなのでシーフードのトマトソースパスタを注文。これが美味しくてびっくり。ちゃんとアメリカにも美味しくて量も普通のレストランがあるのねとつい思ってしまった。

アレキサンドリアは私が思う街。どんなお店かすぐわかるし沢山お店がならんている。ジョージタウンに似た感じ。DCはビルなのでどこに何のお店が入っているのか全く分からない。オフィスビルなのかそうでないのか分かりづらいのだ。うーん。好きかも、アレキサンドリア。ギャップ、クレートバレル、ナインウエストのアウトレットもあるし。

着いた時間が遅かったので、ギャツビーズターバンと文化会館のみの見学(旧長老派教会集会所は墓地は見れても建物内には入れなかった・・・)。

文化会館では2ドルの払ってねとの紙がカウンター上に置いてあるのに近寄ってもおじさんはまるっきり無視。仕方がないので、ここで払えばいいの?というと2ドルと答えて展示は1階だけだからと教えてくれた。

で展示を見ていると、売店のおばさんに、お金を払った人がいるんだけれどどうすればいいの?と聞いているのが聞こえてきた。書いてあるのに誰も気づかないのよねとかおばさんは答えていて、もう一人の女性は、ここってお金取っているの?何カ月もいるけれど知らなかったとか言っている。やっぱり日本人って真面目なのかも・・・。ちなみに地球の歩き方にも料金2ドルと書いてあります。

それにしても、皆気付かないじゃなくて、受付のおじちゃんが人が入ってきたらハローとか声をかけてお金を取ろうとしなきゃダメなのではないのだろうか。他のところは皆そうしているけど?って感じだった。

ちなみにターバンを見学するためにはツアーに参加しなければならないが、その時一緒だったおばさんに、何でここを見ようと思ったの?と聞かれた。あまりメジャーじゃないのだろうか。おばあちゃんが一生懸命説明してくれるし、既に他でターバンを見たことのある私でもそれなりに楽しめたのだが。

そうそう、アレキサンドリアで2度転びそうになった。レンガを敷き詰めた道なので滑るのである。行かれる際にはハイヒールは避けた方が良い。